【惜しいよオトコその15】周囲の人が一斉にマスクを装着することも? コウシュウ・キョウレッツー氏
こんばんは。毎月第2&第4月曜夜のどっきり(?)コミック連載、平松昭子の「ココが惜しいよ、40オトコ」です。日本の40代男性をもっと格好良くしたい、というFORZA STYLE編集部の熱い思いを受けて、私なりに毎回「これは惜しい」という男性を取り上げて、愛あるツッコミをさせていただいております。
さて、本日の主人公は、コウシュウ・キョウレッツー氏です。
口臭は、臭わないのに気にしすぎている方も多いくらいデリケートな問題ですよね。一方、全く気づいておらず、自信満々な方は……(遠い目)。
今年、私の中で1番のコウシュウ・キョウレッツー氏は、都内の水回りのショールームで案内をしてくれた40代(と思われる)男性。ちょっとかっこいい方でしたし、初めは気のせいかと思っていましたが、高いお風呂を必死で売ろうとすればするほど、口臭のレベルが上がっていくように感じました。ストレスも口臭の原因の一つのようですので、肩の力を抜いてリラックス♡
2番目は、デパートのメガネショップの店長さん。一つ質問すると10返ってくるくらい、おしゃべりな方。視力検査でお互いの距離が接近すると、1番の方よりも強めの口臭を感じました。でも、息を止めれば我慢できるものですね。
ところで、口臭を「コウシュウ」とカタカナで書くと異国の地名のようで、臭いよりもロマンを感じて気絶しそうになりました。旅の思い出も、臭いの記憶って視覚よりも鮮明に思い出すことができますし。
私が長年住んでいる下北沢の早朝の生ゴミの臭いは、30年前に初めて海外旅行をしたニューヨークの臭いと全く同じなんです。突然こみあげてくる懐かしさに気絶しながら、今すぐ本場ニューヨークの臭いを嗅ぎに飛んで行きたくなる事もあります。
たとえ口臭があったとしても、楽しい人ならまた会いたいですね。旅先のニオイが思い出にもつながるように。でも、偉そうで自意識過剰なコウシュウ氏には、なるべく会わないように気をつけています。
理想の男性は、日本の40オトコの歌手、西川貴教さんのWhite Brethを息さわやかに歌える人♡ 忘年会では、そんな男性に会えますように♡♡♡
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Masshivanのメンバーとしてアート活動にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』(宝島社)『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社)『平松昭子のファッションホリック道』(KKベストセラーズ)などがある。かつて原宿のアンティークショップでバイトをしていたこともあり、FORZA STYLEでは「アニ散歩」に大注目。いまの夢は「カウンターでアニキと飲むこと!」。現在北海道から名古屋あたりまでの東日本で、エスカレーターマナーポスターが展開中。1年ほど貼られるそうなので、見かけた方はぜひFORZAまでご報告を♡ https://www.instagram.com/p/BlhcRvInxzk/?taken-by=akikohiramatsu_official オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com