軽くて温かいは当たり前。都会顔が今どきダウンの新基準
温かくて軽い上に、最近はストレッチ性や防水性、透湿性なんて機能まで搭載されているダウンジャケット&コートも珍しくありません。ビジネススタイルにおいてはカジュアルな印象が強いですが、昨今は薄手のものも多く、またライニングにダウンを配することで、見た目のカジュアル感を抑制したものもあるなど、オンオフともに手放せないアウターとなっています。
今回は、そんなダウンジャケット&コートの中でも、大人な上質感を楽しめるデザインを厳選してみました。ポイントは、ダウンパックの厚みがありすぎないこと、シックなカラーリングであること、表生地の質感がテカテカとしていないこと。スポーティやアウトドアといった要素をあえて省くことで、カジュアルなダウンもシックで品良く着ることができます。
温かくて軽くて、おまけにスタイリッシュ。一度袖を通したら、手放せなくなること必至です。
DESCENTE ALLTERRAIN×DRESSTERIOR デサントオルテライン×ドレステリア
ハイスペックだけじゃない、プラスアルファがうれしい
水沢ダウンを採用するモデルの中でも、防水性と耐水性を高めたハイスペックモデルとなるマウンテニア。さらに機能性保温素材のヒートナビやベンチレーション機能が、快適性を確保します。そんな機能自慢な一方で、ドレステリアの別注により裏地がボーダー柄に。細身なシルエットとともに、タウンユースでのファッション性を両立しています。
Peuterey ピューテリー
一見してダウンとは思えない薄作り
M-65フィールドジャケットをベースにしたモデル・タタンカDR。ダウンパックの層と表生地の間に空間を作ることで、高い保温性を確保しています。とはいえ、ダウンの厚みは抑えてあり、またステッチが表に露出していないので、一見するとダウンジャケットとは気づきません。
TATRAS タトラス
デザインは無骨でも、質感はラグジュアリー
軽く、温かく、おまけにラグジュアリー感までも楽しめる、定番人気モデルのFONDOはミリタリージャケットをベースにしたミドル丈ダウン。生地にはロロ・ピアーナ社製のウール×シルクを採用。天然の風合いを活かした撥水・防汚加工レインシステムで、ちゃんと実用性も考慮されています。
KIRED キーレッド
質感、着丈ともにビジネス対応を考慮
ダウンによる温かさはもちろん、表生地に採用するウール素材が、見た目にも温かみをアピールします。ボタン&ジッパーのダブルクロージャーにより防風性も確保しますが、シルエットはボディ&アームともに細身でスタイリッシュ。着丈もジャケットが隠れる長さで、ビジネスでも可能です。
Theory セオリー
ヤミツキ必死な超軽量&超ストレッチ
ポリウレタンを20%も混紡したナイロン生地は、優れた軽量性とともにストレッチ性も両立。それでいて、マットな質感に仕上げられており、スポーティな印象は控えめです。ポケット内はフリース、またハンドウォーマーポケットや袖先にはリブを配するなど、心地良い温かさにこだわった細部も見どころです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ドレステリア 銀座店 03-6274-6217
http://www.dressterior.jp
カイタックインターナショナル 03-5722-3684
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タトラス ジャパン 03-5708-5188
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トラスブルゴ 0120-383-563
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アマン 03-6805-0527
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ヤコブ コーエン GINZA SIX 03-3572-0017