WOMAN ― 媚薬ジャズ

悪用禁止!PEPEの「媚薬ジャズの聴かせ方」

「結婚詐欺にあいました」ユーラシア大陸さん(34)さんのお悩みとは?

2018.10.1 2018.10.1
2018.10.1

危ない橋を渡らないためには

仲秋の候 ダンナはお変わりなくお過ごしでしょうか?いつも気にしております。

御機嫌よう、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。


JAZZというのは、男女にまつわる恋愛のストーリーがほとんど。男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶して参りました。この連載では、ぺぺが毎回読者の皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のユルっとした恋愛アドバイスと共に、ちょっと元気が出るJAZZナンバーをご紹介してまいります。

さて、今回のイケナイ読者様からのご相談は、「結婚詐欺にあいました。立ち直れるかわかりません」という34歳の男性からからのお悩みにお答えします。ダンナ!さっそくお便り拝見いたしましょう。

【お悩み】
結婚詐欺にあいました。
彼女と出逢ったのは1年半前。いきつけのお店で度々出くわして意気投合し、そのままお付き合い。お互い仕事が忙しく、デートをするのも月に2~3回というペースでしたが、順調に交際を続け、晴れてプロポーズ。恋愛から暫く遠のいていた自分ですが、仕事も順調でしたし、彼女が運命の人だと思ったので結婚を決意。

人生最高の瞬間でした。

自分の仕事が忙しく、結婚の準備は彼女に任せていて、そして、披露宴当日に事件が起こりました。新婦の来賓者が一人も来ない。来賓予定のお客さまは全てサクラでした。僕は人生最大の屈辱を味わいました。

「結婚相談所で数合わせのバイトがある」という怪しげな話を軽く聞き流していた自分が馬鹿でした。しばらく立ち直れるかわかりません。

(ユーラシア大陸 エンジニア/34歳)

ユーラシア大陸さん、お便りありがとうございます。
恋愛相談室始まって以来の気絶サスペンスのようなご相談で・・・かける言葉が見当たりませんが、まずは心よりお悔み申し上げます。しばらく立ち直れないのは当然のことです。ですが、今回ご丁寧にご相談をいただいたので、ここは次の旅路に出ていただくためにも、ぺぺより贈る言葉をかけさせていただきます。

恋は盲目とありますが、恋の始まりは大変危険です。目の前が眩しすぎて何も見えてませんから(笑)。

©gettyimages

見えてないというのは、相手のことも自分のこともです。大人になってからの恋愛は、冷静さを持ちながら進めるのが良いかもしれませんね。また、若い時からきちんと恋愛して、女という異物と膝突き合わせて本音で語っていれば、大事な結婚を決める前に、こういう危ない橋には渡らなかったと思います。

「あー、この橋は危険そうだ」

gettyimages

「この橋、前も見たぞ!絶対、最後の最後で落ちるパターン」

みたいにビビビっと気絶センサーが割とはたらくものです。逆に、危ない危ない!と思いながらも渡っちゃうパターンもあるのですけどね(苦笑)。しかしながら、勉強材料としては、本当に心苦しい気絶なケースでしたね。色々勝手に言わせてもらって申し訳ございません。

といいながら、ここで残念なお知らせをもう一つ。

大人になると恋愛も仕事の失敗も全部自己責任。誰もあなたの尻を拭いてはくれません。ですから、自分で立ち直るしか生き残る方法はございません。今回の気絶体験は最高の反省材料だったと思って、まずは『Cry Me A River』を怨念をこめて熱唱し、過去を水に流しましょう。そして、スクッと自分の足で立ちあがってください。元気があれば何でもできる!

【お答え】
人生に彩りを与えるのはやっぱり恋愛。
失敗を恐れず経験を積んで、またレッツスタートです。
人生賭けて愛着のもてるパートナーを探してみてください。

さて、今回ご紹介するナンバーは、フランスを代表するシャンソン歌手エディット・ピアフが歌っていた『La Vie en Rose 』です。

恋をしよう、バラ色の人生ですね。自分ひとりで生きていく人生って、やっぱり限界がありますし、味気ない気がします。せっかくこの世に生まれたのですから、自分の人生に異物が混ざることで広がる新しい世界、新しい自分を見つけましょう。骨の髄まで味わうのです。

今回のご相談を機に、見極める力を養いながら恋もして、鋼のハートと素敵なパートナーを手に入れてくださいね。ユーラシア大陸さんの幸せをお祈りいたします。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング

エディット・ピアフの愛の唄に気絶!
【和訳】
2つの目が私を見つめる、唇にはかすかな微笑。
まぎれもない私が、愛した彼のポートレート。
あの人の腕に抱かれたバラ色の日々。
あの人が語った愛の言葉で、私はとけてしまいそう。
私のこころをとらえた人。幸せな日々。
「お互いのために生きていこう」と語った人よ。
死ぬほど幸せだった夜。
愛の余韻は続き、悲しみは消える。
幸せだった日々よ。

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Illustration:Eri Sakai

 

Author profile

RIKAPEPE
RIKAPEPE
リカペペ

ジャズ歌手

カワイイが正義である現代に於いて忘れられがちな『色気』を再考し、往年女優が映画の中で歌い演じていた歌唱スタイルを現在の感覚で表現。また音楽に加え、女性の生き方と共に変容する服飾史や、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動もおこない、講談社FORZA STYLEでは、『悪用禁止! 媚薬JAZZの聴かせ方』を連載中。また、2018年6月に初の著書『恋に聴くJAZZ』を出版。ジャズも恋愛も初心者の方に贈る一冊となっている。好きなものは、「養殖物でない、天然物の紳士」。

●HP
 rikapepe.jp
●instagram:
 https://www.instagram.com/rikapepe/

KEYWORDS
媚薬ジャズ

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