祝!第一回R40えっちぃクルマ選手権開催。さて、大賞は?
"女たちは葉巻に似ている
しばしば、火をつけ直さなければならない"
ポーランド出身のピアニスト「アルトゥール・ルービンシュタイン(1887年-1982年)」が残した名言ですがこの御仁、クラシック好きの皆さんはご存知ですが、遅咲きの名ピアニストであり、オジサン世代の輝ける星。人生これからと思わせてくれます。
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アルバムの小冊子にはシガーとともに映る氏の姿が。ピアニストの指捌きとはいかなるものか? 放蕩人生の末に身につけたそのテクニックが気になります。
もしもワタシが女性なら・・・今宵「私はピアノ」状態。もう弾いちゃって! って感じでしょうか。きっと瞬殺で虹の橋を渡ることでしょう。
冒頭オススメBGMはコチラ!
【ピッチ002】高田孝蔵「私はピアノ」
※曲が曲なもんでリンク切れの際は個人の責任で検索願います。ちなみにワタシのPCではこの後、「踊り子(村下孝蔵)」へと続きます。
愛人に贈るならドラージュ
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セレブたちにそう言わしめた名車があります。「Delage(ドラージュ)」は1905年創業のフランスの自動車メーカー。1900年代初期に組織化された初の自動車レース「Grand Prix motor racing」で活躍。
何のことやら? というぐらい昔の話ですが、まあ❝グランプリ❞という言葉や概念の起源と思っていただいてよろしいかと。
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黎明期のモーターレーシングは国の威信をかけたナショナル色が強い競技でした。日本語にすればカタカナ5文字ですが、男たちの喜怒哀楽が集約された人生そのものだったことでしょう。
ドラージュは第一次世界大戦で落ち込んだマーケットの影響もあり、フランスの双璧であったドライエに吸収合弁(1935年)されます。独自性を保ちつつ両ブランドは継続されますが、第二次世界大戦を境に衰退。かくしてグランプリブランドである両車は消滅してしまいました。
誰もが見られる日本にある【ドラージュ】はコチラ!
トヨタ博物館
さらに妄想の旅は続きます。ハイ!ココで第一回【R40えっちぃクルマ選手権】の開催を声高に宣言いたします!!
【フェラーリ】
炎上覚悟で申し上げれば、いまのフェラーリにえっちぃクルマはありません。セクシーさの微塵も感じられないのです。スーパーカー世代のワタシにはピスタがギリギリの購入ライン。
【ランボルギーニ】
現在のランボは「デキる女にコロがされてる“稼ぐ男”」なイメージ。まあ、SUVのウルスでも買っておきましょう。
【マセラティ】
輸入車No.1のえっちぃ度で「不倫大賞(特別賞)」を差し上げま~す! 記念品の贈呈式はありませんが、何に乗っても不倫の匂いしかしません。マジですかー? なアナタはSクラスへの乗り換えで対策しましょう。
【アルファロメオ】
F1なんか再開しなければ次点を獲得できたアルファですが、その汗に健全な匂いが混じります。ツメ(下心)もシッポ(オットセイ)も健康な方々の選択肢。
【ポルシェ】
911を知るアナタは911しか買っちゃいけません! ムフフな展開は後日あらためて妄想します。
【メルセデス・ベンツ】
上品にえっちぃ空気感をソコハカトナク漂わせるならSL一択です。既存のモデルはすべて忘れましょう! 他のドイツブランド該当車なし。
※掲載外ブランドはスペースの都合上、第二回大会の開催をお待ちください。
さて、いよいよ発表します。第一回R40えっちぃクルマ選手権グランプリは?
【トヨタ・クラウン】です!!
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大賞受賞のBGMはコチラ!
最後の雨 2007 中西 保志
カスタマーの世代交代を狙い若返りを図った商品戦略も10年を超えました(たぶんね)。しかし、駅前からちょいと外れにある不動産屋か会計事務所のシャッチョーさんの匂いがワタシの脳内から抜け切れません!
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事務所内にはそそくさとお茶を注ぐor髪を指でクルクルする従業員という名の愛人がひとり。駐車場には経費で買い与えた社用車という名目勘定のアクアが1台。
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もはやこのシチュエーションにレクサスは存在しません。だって、お客様より高いクルマ(ブランド力)に乗れませんから。
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グレードはもちろんハイブリッド。狭い住宅街では音無しで走れますし、カーテンの向こう側へも静かに入庫できます。
発注時はセールスマンにこう尋ねてください。「マッサージ機付いてるぅ?」と。
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もはやオプションリストにブルブルがあろうがなかろうが関係ありません。R40世代は老眼が進みカタログの主要装備表の小さな文字が読めませんからね。無論、ボディカラーはシロ限定。
いつかはクラウン。いい仕事してますねぇ~
Text:Seiichi Norishige
TOYOTA
0800-700-7700(トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター)
■生産現場の想い「"最高のクラウン"をお届けするために」