ロングシーズンで着られる、コスパ高アイテムです
ハンパな時期のお洒落って、悩みますよね。これから先、冬に突入しても三寒四温なんて日々が繰り返されると、がっつりダウンコートを着るべきか、それとも薄手のアウターを着るべきか思案してしまいます。チョイスを間違えようものなら、手荷物を増やしてしまうか、寒さに震えるか・・・。そんな時は、やっぱりダウンベストが頼りです。
人間は寒さを感じると、反射的に体を縮めてしまいます。これは、体の熱をなるだけ逃さないよう、体の中心部を保温しようとしているため。つまり、上半身すべてを覆わずとも、ダウンベストでしっかり体の中心部を温めておけば、大概はしのげるってことです。
昨今はインナーダウンが定着しましたが、あまりに薄手だとこの季節にはどうにも物足りません。なんだか、ちゃんちゃんこみたいになりますしね。だから、1着はがっつりアウターとして着られるダウンベストを持っておくのがオススメです。
普段車移動がほとんどという人や、交通網が隈なくある都会の冬なら、年内いっぱいまで結構いけちゃいますよ。
MONCLER モンクレール
冬の大人ストリートには、厚手のボアがいい
創業年を冠したコレクション「2 モンクレール1952」。ポップでストリートな要素を披露する同コレクションからリリースされたベスト“AURON”は、厚手で見るからに温かみのあるフェイクボアを採用。ブランドカラーを配したジップといったアーバンアウトドアなデザインは、スポーティなスウェットやトレンドのコーデュロイパンツと好相性です。
HERNO ヘルノ
野暮ったくならない、柔らかく軽い上質スエード
キメ細かくいかにも上質なスエードはゴートレザー。薄手に仕上げることで、柔らかさと軽さを楽しませてくれます。後ろ身頃はナイロンで切り替えるなど、ここんちお得意のコンビデザインも見どころ。ポリエステルの中綿がたっぷり目に入り、ほどよい暖かさもあり、秋から冬への端境期にも活躍してくれます。
eleventy イレブンティ
スポーティにしてエレガント、この両立は大人ベストのお約束
タバコブラウンのスエードとリブ襟が、ラギッドな雰囲気を漂わせるこちら。とはいえ、上質なスエード使いに定評があるだけに、その質感は実にエレガントです。ラグジュアリー・カジュアルを得意とするブランドですが、アメカジ好きなイタリアらしさもにじむアイテムです。
STONE ISLAND ストーンアイランド
タウンユースでもドライブでも、機能的ならなお嬉しい
樹脂加工を施すことで、防風性や軽い防水性を実現するナイロンレップス生地を採用。高品質なダウン&フェザーにより、保温性も確かです。左側には、アシンメトリーに配置された面テープが。これ、インナーに着たシャツの胸ポケットから物を出すのに便利なんです。
Theory セオリー
アウターとしてもインナーとしても、ロングシーズン活躍
ミニマルなデザインと同じく、シルエットもダウン&フェザーの量を適度に抑えることですっきりと細身に。一方でアームホールはやや広めで、分厚いニットの上に羽織っても窮屈感はなし。ストレッチ性のある表地がインナーダウンとしての着用にも適しているなど、汎用性の高い1着です。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
モンクレール ジャパン 03-3486-2110
www.monclergenius.com
ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424
http://www.herno
バインド ピーアール 03-6416-0441
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ストーンアイランド 03-6271-4654
https://www.stoneisland.com/
リンク・セオリー・ジャパン 03-6865-0206
https://www.theory.co.jp/
アイヴァン PR 03-6450-5300