休日のアウターは、肩肘張らない“ニット”が丁度いい！

春と秋、気温としては近しいものがありますが、やはりイメージはまるで異なります。これから向かう先の季節が冬だけに、気温としては最適でも、見た目にはいかにも軽快な化繊のライトアウターより、やっぱり温かみのある素材の方がしっくりきますよね。とはいえ、着ている本人が暑苦しく感じては台なし。そんな時に打って付けなのが、ニットアウターです。

ニットアウターといっても、カウチンのような厚手のものじゃありません。ミドルゲージやハニカム編みなど、心地よい秋風が吹けばアウター内を通り抜けるぐらいの、軽めなヤツです。そんなニットアウターの利点は、他にも結構あるんです。軽く、柔らかく、伸縮性に優れ、手持ちしてもかさばらない。ハンパな季節の羽織りアイテムとしては、実に理想的です。

もし女性が薄着で寒がっていたら、さっと肩にかけてあげるのにもいいですよね。ほっこりした温かさに、ついほだされて・・・となるかどうかはアナタ次第（笑）。

JOHN SMEDLEY　ジョン スメドレー
ほっこりし過ぎずアクティブに、ならばブルゾンタイプを

薄手ながらジップアップタイプで、ちゃんとアウター顔で着られるこちら。素材はニュージーランドメリノウール。素材としては温かみがありますが、ハニカム編みにすることで柔らかく通気性があり、秋口にはまさにちょうどいい一着となっています。シンプルなデザインは、大柄のチェックシャツとも好相性。ブルゾン丈なので、休日のお父さん感がないのも魅力です。

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Banana Republic　バナナ・リパブリック
きれいめでもラフでも様になるジャケットタイプ

ジャケットデザインのニットカーデは、秋口の休日アウターとして鉄板中の鉄板。エクストラファインメリノウールに、コットンとナイロンをブレンドしたダブルフェイスのニット地は、さらりと素肌に着ても心地良し。つまり、シャツでもTシャツでもOKってことです。

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ANDREA FENZI　アンドレア フェンツィ
カーデ以上、ブルゾン未満な、きちんとリラックス

素材はウール100%。ジャケットタイプで、肘にはエルボーパッチのような編み目を配すなど、カントリーな雰囲気を楽しませてくれます。温かみがあり素朴なミックスグレーは、デニムとの相性も抜群。さりげなくもデザイン性を備えているので、地味顔になりません。

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three dots　スリードッツ
秋冬らしい温かみを感じさせる編み柄で休日らしさを

毛足の長いヤクに、ウールとナイロンをブレンドしたニットは、色みも相まって実に秋らしい雰囲気に。リブ襟を採用したカーディガンタイプは、ボディの編み柄がカントリーな印象を与えます。休日コーデに軽く羽織るには、こんな素朴感ある一着が打ってつけです。

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PANICALE　パニカーレ
着こなしの幅を広げる、中綿とのコンビデザイン

リブ襟のバルスタージャケットを想起させる1着。アームと後ろ身頃はウールニットですが、フロントは中綿入りに。秋深くなっても着られる、十分な保温性があります。といっても厚みはさほどないので、冬にはゆったりとしたコートのインナーとしても使えそうです。

Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text：Masafumi Yasuoka

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