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エンドルフィンで幸せになろう! “脳内麻薬”エンドルフィンとは?

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「エンドルフィン」は幸せの鍵?

皆さんは「エンドルフィン」という言葉を聞いたことがありますか?

「エンドルフィン」とは脳内で作り出される神経伝達物質であり、それが多く体内で作り出されると、わたしたちはモルヒネ同様の多幸感を抱くことができます。

なんだか胡散臭いですが、この「エンドルフィン」の生成を自らの力で上手い具合に調節することができれば、わたしたちは簡単に幸せになれるかもしれません!

今回は“脳内麻薬” エンドルフィンについてご紹介します!

目次

■そもそも「エンドルフィン」とは?

■エンドルフィンが関与する現象

■エンドルフィンを分泌するには?

■エンドルフィンに似た脳内物質

 ・ドーパミン

 ・ノルアドレナリン、アドレナリン

 ・セロトニン、メラトニン

■エンドルフィンを含む脳内物質の分泌を助ける食事


■エンドルフィンと「幸せ」のバランス

■まとめ

そもそも「エンドルフィン」とは?

「エンドルフィン」とは、脳の視床下部の神経細胞で作られる鎮痛・鎮静作用を持つペプチドです。といってもよくわからないと思いますので簡単に書くと、エンドルフィンとはいわゆる脳内ホルモンです。またこのエンドルフィンの特徴とは、モルヒネが摂取されたときと同じ受容体と結びつくことで人体に多幸感を与えることが挙げられるため「体内性モルヒネ」「脳内麻薬」と呼ばれることもあります。実際にエンドルフィンにはモルヒネの約6.5倍に及ぶ鎮痛作用があると言われています。内因性のモルヒネ様物質(endogenous morphine)からエンドルフィン(endorphineと名付けられました。

エンドルフィンは、1976年にイギリスの研究グループがブタの脳内から、また同年にアメリカの研究グループも子牛の脳内から相次いで発見しました。そこから研究は進められており、エンドルフィンが脳内でホルモンと似た働きをしていることがわかっているものの、生理的意義は未だ解明されておらず現在も研究が進んでいます。

エンドルフィンが関与する現象

エンドルフィンが関与する現象の一つに「ランナーズハイ」が挙げられます。「ランナーズハイ」とは、人が長時間走り続けたときに次第に身体が高揚感を抱くようになる現象を言います。この現象にはエンドルフィンが関与していると考えられています。

我々の身体は長時間酷使され続けると、筋肉のグリコーゲンが枯渇し、また痛覚が刺激されます。その反動としてストレス軽減のためにエンドルフィンが分泌されるのです。エンドルフィンは神経を興奮させて快楽を与えるのではなく、神経を落ち着かせる作用を持つからです。

また同じように鍼治療も身体の痛覚を刺激しますが、痛覚を刺激した反動として分泌されるエンドルフィンによりむしろ快感を得られる仕組みになっています。

他にも食事をした時の満足感セックスの快感もエンドルフィンが関与する現象と言われています。

エンドルフィンを分泌するには?

エンドルフィンは「ランナーズハイ」、鍼治療のように肉体や精神が極限状態に追い詰められたときに分泌される一方、食事をした時や性行為の後など癒しを感じた時に分泌されることもあります。

したがって、エンドルフィンを分泌するには軽い運動など体に刺激を与えることやダイエットなどで食事を我慢しないことが良いでしょう。

以下が簡単にできる具体的なエンドルフィンの分泌方法です。

・エアロバイクを15分漕ぐ、ウォーキングなど簡単に続けられる軽い運動

・熱すぎないお湯に入浴する(※高血圧や心臓疾患のある人は注意しましょう)

・辛いものを食べる

上記3つは肉体や精神を追い詰めることで分泌する方法です。

・深呼吸する

・ダイエットなどはせず、たまには甘いものや脂っこいものなど好きなものを好きなだけ食べる

・好きなことをしてよく笑う

上記3つは肉体や精神を癒すことで分泌する方法です。



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