色違いで3足購入するほど、自分史上最大のヒット
またまたナイキの連投になります。この「エア マックス 270」は、「エア マックス」ラインの中でも多くの支持を得ている「エア マックス 180」と「エア マックス 93」という、ふたつの名作モデルのデザインを継承した斬新なシルエットが特徴。
ランニング用ではなく、ライフスタイル向けとして初めてAirユニットを搭載したモデルとなります。Max Airヒールユニットとしては、最も分厚い32ミリのヒールを実現し、Airユニットが270度見えるのも魅力。厚底好きの僕としては、見逃せない一足です。
最初は、原宿のスニーカーショップ「ATMOS(アトモス)」で黒を購入したのですが、あまりの履き心地の良さに色違いで2足追加。僕のスニーカー史上、久しぶりの大ヒットとなっています。前回もお伝えしましたが、スポーツブランドのトレンドを読み取る力には以前から注目していて、最近は時間が空くとついついスポーツショップやスニーカーショップに足を運んでしまいます。
このスニーカーもアッパーの要所に配した複数のメッシュパターンで最新のスポーツスタイルを演出してくれるうえ、大きめのMax Air内蔵ヒールがしっかり足元を固定。今の気分+テクノロジーというか、歴代「エア マックス」の伝統を踏まえつつ、先進的な未来を見据えたデザインというのが、何ともファッションっぽいじゃないですか。というより、ファッションブランドより思いっきりファッションしていますよね。
最近、ずっと働きっぱなしで、毎日のようにスーツを着ているせいかもしれませんが、休日は思いっきりリラックスできる格好がしたくて……。サンダルやカジュアルシューズ、あるいはクラシックなスニーカーという手もあるのですが、最新スニーカーの履き心地を味わったらもう後には戻れません。
スウッシュロゴも控えめだし、ソールに赤を使っているところなんか、クリスチャン ルブタンにも似たセクシーさがあるかもなぁと……。
イタリア出張の際、ミラノにあるスニーカーショップ、フットロッカーで白のモデルを発見して、セクシーな黒に対して清楚な白、という対比も気が入って帰国後、買いに走りました。
ところが、そのショップで白の隣にイエローがディスプレイされていたんです。派手色は敬遠することの多い僕には、とても珍しいことなのですが、何かピンと来たんですよね。モノトーンのファッションに、差し色として未来的なハイテクスニーカーを加えるとグッと洗練されたイメージに仕上がるんじゃないか、と。サッカーのユニホームみたいな感じといえばいいでしょうか。
トップメゾンのランウェイショーでも見られる厚底っぷりですが、どうもわざわざファッションブランドのダッドスニーカーというのもなんだかなあと思いまして……。そんなわけで両方お買い上げ。全部で3足になりました(苦笑)。
Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE