FASHION ― エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

キャラじゃない? 僕がロゴドンTシャツを買ったわけ

2018.9.6 2018.9.6
2018.9.6
エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

スポーツブランドにモードブランドを混ぜるのが今の気分(かな?)

前々から言っている通り、基本的にロゴものは苦手でして……。と言うか、ひと目でブランドがわかるようなデザインはあんまり好みじゃないんです。

でも、それが「JUST DO IT」のプリントをミラノのスポーツショップで見たときに、ビビッときたんです(笑)。ナイキの企業スローガンなんですが、直訳すると“行動あるのみ”とか、“いいからやってみな”とか、“何を躊躇しているんだ。早くやれよ!”みたいな感じでしょうか。そんな毎日が最高のチャンスだ、というメッセージにはとても共感するんです。なんせ、めちゃくちゃ時短マニアなので……(笑)。やるなら今しかない! これこそ自分のポリシーでして。まぁ、もともと、スポーツショップに行くのも好きなんですけどね。

“なぜだろう?”と、自分の内面を分析してみたのですが、おそらく最初は23歳のころ。当時『エスクァイア日本版』の編集をしていて、メンズのプラダがファッション業界を騒がせていました。で、そのときの自分のスタイルが、プラダのラバーソールのベルクロシューズに、ナイキのクライマフィットシリーズの黒のシャカパンを合わせ、サンスペルのTシャツや、セントジェームスの黒無地のロンTを着ていたんです。今、思えば、今どきのアスレジャーの走りみたいなスタイル。

そのころから、スポーツブランドは機能的な素材だけでなく、ファッション性もものすごく考え抜かれるようになってきていたんですよね。現在的なデザインやパターン、タイポグラフィなども素晴らしいですし……。最近では、ファッションブランドがどんどんスポーティなアイテムを出しているし、スポーツブランドとファッションブランドのコラボレーションも増えていますから。

このTシャツは、今年5月にイタリアに行った際、ミラノの大手百貨店「ラ・リナシェンテ」近くのスポーツショップでたまたま見つけて購入したもの。さっき、ひと目でブランドがわかるものは好みじゃないと言いましたが、これは長体がかかっているから、よく見ないと「JUST DO IT」と読めないところも気に入りました。

本当は、もっと着丈が長いオーソドックスなシルエットだったのですが、今どきのビッグシルエットのバランスで着たかったこともあり、あえてXLサイズを買って7cmくらいカット。右前の裾部分に「DRY FIT」とプリントされているのがイヤで、それをなくしたかったというのもあります。カットしたことにより、ボディは大きく、袖は長めなのに、着丈はいい感じに短いという今どきの雰囲気になりました。はい、お察しの通り、行きつけのお直し屋さん「浅野洋服店」でやってもらいました。

このTシャツは、休日にニール・バレットの黒のジョガーパンツやEA7の黒のショートパンツみたいなモードブランドと合わせるのが定番のスタイル。足元をは、もちろんスニーカーで。最初に言った通り、ロゴものは苦手なんですが、これはハズしと言うか、グラフィックを楽しむ感覚であくまでも洒落で着るのがいいんですね。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

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