FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、地味だと言われがちなグレーTのクールな着こなし方について学びたいと思います。
LESSON235 地味とは言わせない!グレーTのクールな着こなし方
大人の夏コーデで使用するTシャツの色といえば、白、黒、ネイビーなどシックなものが中心。シンプルで合わせやすく、一枚で着こなしてもセクシー&ヘルシーに見えるという理由が大きいのですが、ここで忘れちゃいけないのがグレーの存在です!
中間色であるグレーTシャツは、上品で落ち着いた印象があり、控えめな感じが女性をエスコートする際などに役立つアイテム。しかし、一枚着で挑むと地味な感じが否めず、コーデ方を間違えると頼りなく感じてしまうことも…。そこで今回は、グレーTをクールに着こなす方法をアメリカの俳優ジョシュ・ホロウェイから学びたいと思います。
グレーの色もトーンが様々ありますが、ジョシュ・ホロウェイが選択したのは、明るすぎないミディアムグレー。やや首元が詰まったクルーネックで、身頃や腕周りがスッキリと見えるデザイン選びがポイントです。ピタピタでもダボダボでもなく、鍛え抜いたボディが薄っすらと浮かび上がる程度のサイズ感がカッコよく見せる重要な鍵になります。
そして、一番気になるコーデ法をチェック。Tシャツよりもワントーン深いチャコールグレーの細身パンツを選び、シューズは黒スニーカーを選択しています。これは、グレーのグラデーションになるように計算しているのがわかります。これにより、地味に見えがちなグレーTをさり気なくハイセンスに見せ、落ち着いた大人の色気を感じさせることができるのです。
大人の女性をリードするなら、黒の革靴でシックに決めるのもアリですが、スニーカー合わせることで、あえてカジュアル感をアップさせています。これは、友人と飲みに行く時など、リラックスしたい時に有効です。また、小物もワントーンに纏まるように、サングラスや時計もグレーや黒で統一している所も流石。このコーデを参考にすれば、難易度高めなグレーTも難なく着こなせるはず!ぜひ実践してみてください。
Photo:Gettyimages
Text:Satoshi Nakamoto
ジョシュ・ホロウェイのように装うならこんなアイテムがオススメ
シーサーの定番カットソーといえばヘンリーネックタイプですが、実はヘンリーの陰に隠れつつスマッシュヒットを飛ばしているのがこのクルーネックタイプ。程良いバランスのラウンドネックが調子良く、ジャケットやシャツのインナーとして非常に優れた使い勝手を誇ります。スタイリングにちょっとアメリカの風を加味したい時なんかにいかがでしょうか?
ノティファイが生み出すモノトーンパンツ、とりわけブラックはかなりシャープでスマート。穿いた時の雰囲気やルックスのこなれ感は明らかに洗練されており、シンプルに素敵という言葉が非常に似合う仕上がりになっています。穿くだけで物腰の柔らかさが備わるかのような一本。
こちらは、落ち着いたトーンのグリーンスエード×キャンバスを採用した洒落感のある”OLD SKOOL”。カジュアルスタイルにはもちろん、美しい色出しのシューズとなっているのでジャケットスタイルの挿し色にもお勧め。定番とはひと味違う一足で、新鮮なスタイリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
メタルのフレームに、モダンにはセル調のプラスチックパーツをあしらったボストンタイプの落ち着きあるデザイン。ジャケットなどの胸ポケット、ニットやシャツの胸元に挿しても、ペルソールのアイコンであるシルバーアローがポイントとなっています。かけ心地も安定感抜群、フレームやレンズの色もさまざまに3色をご用意しました。気に入っていただけるものがきっとあるはず。