『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、メンズの定番アイテムの一つ、サックスブルーのシャツを上品かつリゾート風に着こなす方法をヨハネス・ヒューブルから学びたいと思います。
LESSON234 サックスブルーのシャツをリゾート風に見せるテクニック
ヨハネス・ヒューブルの春夏コーデでもお馴染みのサックスブルーのシャツは、イタリアではTシャツ感覚で着るほど定番中の定番アイテム。それだけに、イタリア人はこのシャツをカッコよく着こなすのが得意なんです。例えば、フロントボタンを開けてセクシーに見せたり、袖を無造作にまくってこなれ感を演出するなんてお手の物。単純にそれだけでもカッコよく見えますが、ヨハネス・ヒューブルの着こなしで注目したのは、コーディネートに使った靴のチョイスです。
ツヤ感のあるクリース入りの上品なネイビーのスラックスに、花柄入りのビット付きローファー。スタイルはコンサバですが、足元に花柄を持ってくることで、夏らしいリゾートな雰囲気に仕上げることができます。ベーシックなのにオシャレに見せるこの絶妙なスパイスの利かせ方が、ヨハネススタイルの真骨頂なんです。花柄が苦手というダンナなら、夏らしい色のスニーカーを代用してみるのもオススメです。
また、涼しげに見えるクリアフレーム&ネイビーレンズのサングラスに、シルバーブレス&ネイビーフェイスの時計を合わせしている所も流石ですよね。ヨハネスのように足元の印象を変えて、定番シャツの着こなしに変化を付けてみてはいかがでしょうか?
Photo:Gettyimages
Text:Satoshi Nakamoto
ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ
こちらのモデル"PIERO"は、安定感ある股上の深さでしっかりとしたホールド感が得られる腰廻りに1プリーツを入れたテーパードシルエット。適度な光沢感、滑らかなタッチ、発色の美しさは言わずもがなのクオリティーです。そして、この生地を使いながらのこのプライス。コストパフォーマンスの高さは随一と言えるでしょう。
夏の靴と言ったら『リビエラ』と代表されるくらい大人気なシューズブランドです。いつものコーディネートに気軽にリゾートテイストを取りいれることができ、ラフでルーズになり過ぎないデザインが嬉しいですね。スリッポンなので脱ぎ履きも簡単。コーディネートのアクセントとして気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?
こちらのモデル、"WAYFARER(ウェイファーラー)"は、レイバンを代表するモデルの1つ。1952年の誕生以来、セレブリティやミュージシャン、アーティストなどにも愛され、サングラスのアイコン的存在。まさにタイムレスなアイテムです。フレームに緩やかなカーブをもたせ、ノーズパッドを高めに設計されたこちらは、アジア人の顔によりフィットした快適な掛け心地になっています。