『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、初夏に最適なブラウンジャケットを使ったジャケパンスタイルをヨハネス・ヒューブルに学びたいと思います。
LESSON235 ブラウンジャケットの涼しげなジャケパンスタイル
今年夏のPITTI会場でも、ブラウンジャケットをコロニアルカラーと合わせて、まろやかな印象で着こなすオシャレなイタリア人を沢山見かけました。どちらかといえば秋冬の印象が強いブラウンジャケットですが、ヨハネスのように濃度の薄いツヤ感のある素材や、一枚仕立ての薄手の物を選べば誰でも春夏簡単に取り入れることができます。パンツ選びに迷ったら、ネイビーのコットンパンツを合わせアズーロ・エ・マローネ(青と茶)の色合わせを作ればOK。暑苦しく見えないように、ジャケット同様光沢のある涼しげなコットンパンツをロールアップして穿きこなすのがキモです。足元をベージュにすることで、コーデを軽やかに見せています。
そしてこのコーデ最大のポイントは、ずばりネクタイ選びです。明るいカーキ色のニットタイは、新緑を思わせる初夏ぴったり。ブラウンジャケットにもすんなり馴染んでいますよね。旬の食材を選ぶように、季節に合う色をネクタイで拾うことで、大人にしか出せないこなれたジャケパンスタイルを演出できるのです。ヨハネスの場合、サングラスや焼けた肌、ヘアの色まで全てジャケットが馴染んでいるので、全く違和感がないですよね。自信があるダンナはぜひチャレンジしてみてくださいね!
Photo:Gettyimages
Text:Satoshi Nakamoto
ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ
こちらの"VESUVIO"は、日本人に合うように修正を重ねたニューモデル。リネンとウールがブレンドされたバスケット織りのジャケットです。リネンによる適度なシワ感と清涼感、ウールの復元力を兼ね備えた夏にもピッタリな生地で、ニットやカットソーをインナーにすると仕立てや生地の柔らかさとマッチしてイマドキなコーディネートに仕上がります。
ふわりとした柔らかな襟使いで優雅な印象を与えるボタンダウンカラーシャツは、ドレススタイルを見直したい今だからこそ着たい、ちょっとしたニュアンスをコントロール出来る優れものです。シーンや気分に合わせてほのかに空気を変えたいあなたにおすすめの一着。
こちらのモデルは、やや深めに設定された股上とすっきりとしたテーパードラインが特徴。ウォッシュ加工を施したストレッチコットン素材は、春夏向きの薄手のコットンツイル生地に洗いをかけたもので独自のムラ感が目を引きます。ON/OFF問わず着用できる品のあるパンツとしてワードローブに欠かせない一本となること間違いなしです!
柔らかくもハリ感のある上質なシルクを使用したガルザタイは、これからの時期には欠かせないアイテムと言っても過言ではありません。カラーバリエーションも豊富に、ベーシックカラーからトレンド感のあるラインナップまでご用意してあります。芯なし仕立てによるしなやかさとエレガントな雰囲気を両立したタイを是非お試しください。
春夏らしい明るいトーンのベージュカラーのスエードをまとったこちらのトゥシューズは、カジュアルでありながら品があり、どんなスタイルでもお手の物。足馴染みも良く、育てていくことが楽しくなる一足となっております。
こちらはレイバンを代表するモデルのひとつ、"WAYFARER(ウェイファーラー)"。数あるバリエーションの中から、アジアンフィッティングモデルをセレクトしました。フレームに緩やかなカーブをもたせ、ノーズパッドを高めに設計されているので、アジア人の顔によりフィットした快適な掛け心地になっています。