今年の夏はもう無理? いやいや、まだ間に合います!
夏の到来まであと数週間。今年こそはと春に打ち立てた目標も、気づけばまるで達成できていない・・・。しかし! 諦めるのはまだ早い! 2ヶ月あれば、カラダは変えられるんです! ギリギリ夏の終盤戦に間に合うカラダ作りのコツ教えます!
今回、協力してくれたのは、2ヶ月短期集中コースがある六本木のプライベートジム『ザ ボディライド』のトレーナー松岡辰徳さん。カラダ作りのプロフェッショナルがアドバイスする、2ヶ月間の集中トレーニング方法とは一体!?
まずは食生活の劇的変化を!
理想のカラダ作りにおいて必須なのが、正しい食生活。期間に余裕がある場合は徐々に慣らしてゆくことが可能ですが、短期間の場合は劇的に変化させる必要があります。
「まずは、日頃の食生活を把握することが重要です。それにより、足りないものや減らすもの、削除するものが見えてきます。しかし、体質によっては、急激に減らすと危険なものもあります」(松岡)
トレーニングにおける栄養学は、簡単に素人がわかるものではありません。理想は、ジムに通いプロのトレーナーに診断してもらうこと。体組成計などを使いながら導き出したメニューに従うのが早道です。
「とはいえ、知識がなくても出来ることはあります。まずお酒を断つこと。そして21時以降は食べないことです。短期間となるとひたすらに食事を抜く人がいますが、これは間違い。食事を抜いてしまうと代謝が落ちてしまい、むしろ痩せるスピードが鈍化します。朝は普通に、昼はしっかり、夜は少なくが理想です。ただし、短期間の場合は炭水化物や糖質は完全カットです」(松岡)
それに加えて、筋肉の元となるたんぱく質をプロテインドリンクで、またエネルギー代謝過程に必要不可欠なマルチビタミン剤などでも補う必要があります。
デカい筋肉を集中的に鍛える!
よほど慣れた人でなければ、自己トレーニングによる短期のカラダ作りは危険。筋トレにおいて重要なのは、回数や重量ではなく正しいフォームだからです。正しいフォームとは、狙った筋肉に最大効率で効かせられるフォームのこと。そのためには、トレーナーによる逐一のフォームチェックは必須です。その前提の上で、短期間で鍛えるべき箇所は大筋群。
「主には下半身。太ももやお尻周りが中心となります。ただし、下半身を鍛えるのはプロでも嫌になるほど辛いです(笑)。しかし、大きな筋肉を鍛えると、カロリーの大量消費はもちろん、基礎代謝が上がります。脂肪を消費する能力が上げることで、痩せるだけでなく太りにくくなります」(松岡)
筋トレと聞くと、つい肩や腕といった場所を思い浮かべがちです。確かにそれらが発達しているとカッコ良くはあるのですが、短期間でそこに集中してしまうと、痩せないどころかバランスの悪い偏った体型になってしまいます。ここは覚悟を決めて、辛い下半身を中心に鍛えましょう!
「さらに、筋トレ後に有酸素運動を行うのがオススメです。筋トレによって糖質を使い切った後にジョギングやスイミングなどの有酸素運動をすると、脂肪燃焼が活発になります」(松岡)
トレーニングを楽しむ!
食事とトレーニング。それぞれにおいて大切なことを教えてもらいましたが、トレーナーの松岡さんによれば「最終的に大事なのはモチベーション」と語ります。
「長い時間をかけられる人であっても、途中でモチベーションが下がりやめてしまう人が少なくありません。短期間の場合は、特にその傾向が強まります。なぜなら、それまでの生活習慣の悪さやトレーニング不足といった現実を、強烈に突きつけられるからです」
そんな時、大事なのは目的意識だそう。なんとなくではなく、最終的にどんなカラダになって、どんなことをやりたいのか。その目的をちゃんと設定すると、トレーニングが辛くとも続くのだとか。
「正しい食生活やトレーニングを、習慣にすることも大事です。だから、本当は短期間じゃなく長期間でやっていただきたいです。長期で続け習慣にするとストレスや辛さを感じなくなりますし、その結果カッコ良く健康的なカラダを長く維持できます。トレーニングは一生モノ。短期間トレーニングをきっかけにして、夏が終わっても続けて頂きたいですね」
『ザ ボディライド』
東京都港区六本木7-3-12 六本木インターナショナルビル2F
03-6455-5554
7:00〜22:00 最終受付21:00
完全予約制
https://thebodyride.com/
2ヶ月短期プラン
コース料金 24万円(税抜)
入会金 5万円(税込)
トレーニング回数 全16回
現在入会特典として、トレーニング16回分のプロテインドリンクをサービス
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
リーボック アディダスグループお客様窓口 570-033-033