〜６月１７日は、家族に笑顔があふれる日〜
「お父さん、ありがとう」父の日は、一緒に乾杯！
vol.２　父の日ギフトセットに込めた特別な想いとは？

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サントリーからFORZA STYLEに、「父の日ギフトセットのデザイン監修をしてほしい」という依頼があったのは、まだ寒い２月初旬。そこから何回も細かく綿密な打ち合わせを重ね、出来上がったのは……ご覧のとおり高級感あふれる、父の日にふさわしい極上のギフトセット。そのギフトセットに託した想いとは？

「ザ・プレミアム・モルツという特別なビールが入った父の日のギフトセット。今回、サントリーさんからお話をいただいてFORZA STYLEが考えたのは、“格好いいお父さんに贈るギフトにしたい”ということです。お父さんにはいつも、“格好よく”いてほしいじゃないですか」
 

仕事をしたり、家庭を持ったりして、実家から離れて暮らしていると、両親と話す機会はぐっと減ってしまう。たまに実家に帰っても、事務的な話ばかりだったり、そっけない態度を取ってしまったり、という人も少なくはないだろう。
 

「正面切って『ありがとう』って、なかなか言えないですよね。でも、本当はみなさん、父親に感謝しているし、尊敬していると思うんです。“ああ、あのとき親父はこういう感じだったのか……”と、自分も大人になった今だからこそわかるというか。そういった、感謝や尊敬、理解、共感などを、このギフトを贈ることで伝えてほしいと思います」

FORZA STYLEを率いる編集長の干場は、東京で三代続いているテーラーの息子だった。今から10年ほど前に他界されたというお父様は、どういう方だったのだろう？
 

「仕事ばっかりしてましたね。そして、とてもオシャレ。着るのは濃いグレーのスーツだけ。ごくたまに、黒のカシミヤのタートルネックのニットで、帽子をかぶって……。いつも同じでした。亡くなったあとにクローゼットを見せてもらったら、それはもう見事なぐらい、グレーのスーツがずらりと並んでいましたよ（笑）。そして、優しい父親でした」
 

「服が主張しすぎてはダメ」「シンプルだけれど上質で、時代を問わず長く使えるものや、身に着けていて心地よいものを」「周囲の人に安心と信頼を与える服装を」と、提案し続けているFORZA STYLE。今回監修したギフトセットにも、その理念が随所に散りばめられている。

「格好いいお父さんにふさわしい、本格的なもの、上質なものにしたい、と考えました。それをボックスでどう表現するか……。ちょうど今、正統派でクラシックな、英国調の流れが来ているので、その雰囲気を取り入れてみたんです。まず、この外箱の色味と質感。まるで上質な、本物の革のようじゃありませんか？ そこにゴールドで入ったザ・プレミアム・モルツのロゴ。シンプルながらも力強く、いちど見たら忘れられませんよね。贈られてきて、この外箱を見ただけで、もう気絶間違いなしですよ（笑）」

外箱を取り外すと、メッセージが目に飛び込んでくる。

「『お父さん　本当に、ありがとう。』って、“シンプルで普通じゃん”とお思いになるかもしれませんが、普通じゃないんです。“本当に”のあとについている “、”この読点がポイント。『本当にありがとう』とサラッと言ってしまうと、よくある言葉になってしまうけれど、読点があることで一拍置かれる……。その一拍に、尊敬、深い感謝など、いろいろな想いを込められるんです。僕の場合は……感謝しかないですよね。この世に生み出してくれてありがとう、という。実際に、親父が入院しているとき病室で『生んでくれてありがとう』って言ったんですよ。そしたら『死ぬみたいな言い方しないでよ！』って、おふくろに怒られましたけど（笑）」
 

このメッセージ部分は、本のように開くことができる。そこを開いてみると……。

「うわぁ……」という感嘆の声が今にも聞こえてきそうな、高級感のあるデザインが！　オシャレなお父さんによく似合いそうな黒のハットの中には“Thanks! FATHER”の文字。右には上質な味わいでビール好きをうならせる、ザ・プレミアム・モルツが12本。中央には蝶ネクタイをまとったタキシードのモチーフが立体的に飛び出している。

「タキシードは言うまでもなく、男性の正装ですよね。今はいろんなタキシードがありますが、正式なものは、上着の襟はシルク、ボタンもくるみボタン、ボウタイもシルクなんです。その質感の違いまで表現しました。同様に、シャツはフロント部分にプリーツが入っているものが正式とされていて、シャツのボタンは黒いオニキスのスタッズです。これも同じ白ながら光沢感のある部分とマットな部分、質感の違いで表現しています」

「帽子は、英国紳士がかぶるハットのイメージです。スーツにハットをさらりとかぶる父親、格好良過ぎて気絶ですよね（笑）。そこにThanks! FATHERの文字を入れ、ここでもさりげなく感謝の気持ちを伝えています。これを贈られたお父さんには、ぜひハットをかぶって、ますます格好良くなってほしいです」

「それからのこの右上の“Premium Beer Gift”の文字が入ったワッペン。これはシーリングワックス（封蝋）のイメージです。ヨーロッパなどで、正式な手紙を贈る際に、封をするのに使われていたアレ、ですね。これによって、さらなる高級感や本格的な雰囲気が醸し出されているかと思います」

実はこのギフトセット、黒と濃紺の２パターンある。黒のボックスがAmazon限定。中に入っているビールは12本すべて、ザ・プレミアム・モルツ。一方Amazon以外の、楽天市場やLOHACOなどで販売しているのが濃紺のボックス。中に入っているビールは５種類。ザ・プレミアム・モルツ４本、ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール２本、ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール芳醇２本、ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉２本、そしてザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物が２本。この醸造家の贈り物は2018年夏のギフト限定なので、スペシャル感もひとしおだ。

 

「たとえば、一本筋が通っていて、自分の定番がしっかりと決まっているようなお父さんには、Amazonの黒のボックス。新しいもの好きで、いろんなものを試したいというお父さんには、濃紺のボックスがいいかもしれませんね。いや……、ここはせっかくだから、ぜひ両方とも買って贈りましょう（笑）。女性が贈るのもいいですよね。義理のお父さんにこれを贈ったりしたら、“お、なかなかやるな”と一目置かれそうじゃないですか？　もちろん実家にも忘れずに」

「そして、これを贈ったら実家に帰って、贈ったプレモルでお父さんと乾杯をしてほしいです。お父さんと一緒に、プレモルを飲みながら、あれこれ語り交わす……。若いころだと虚勢を張ってしまったり、照れくさかったりで、お父さんと飲みながらじっくりと話すなんて、なかなかできませんよね。でも、自分も十分な大人になった今だからこそ、伝えられること、話せることって結構あるんじゃないでしょうか？　ぜひプレモルでお父さんと乾杯、してみてください」

 

 

 

Photo : Shinpei Suzuki
Text&Edit : Yukari Tachihara

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