面倒な工程は一切なし! ボタンひとつではい、できあがり!
男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介する当企画。
第39回目は、無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」です。
服の場合、ハンドメイドとマシンメイド、どちらも一長一短ありますが、やっぱり手縫いの方が上質というのが定説です。もちろん、機械にしかなしえない細かい作業もありますが、微妙な力加減は人の手だからこそ。
それはコーヒーも同じでして、喫茶店のおやじがハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーがやっぱり美味い。とはいえ、自分で喫茶店の味を再現するとなるとなかなか難しい。そこで出番となるのが、無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」です。
メタリックなデザインが男前なこのコーヒーメーカーをおすすめする最大の理由は、“プロのハンドドリップを忠実に再現”しているからに他なりません。豆からドリップするマシンは数多くありますが、ここまでコーヒーを淹れる工程にこだわっているものはない!と言っても過言ではありません。
まずこだわっているのは 豆の挽き方。プロ仕様のフラットカッターミルを採用しているので、豆を均一に挽くことができます。これによって雑味の少ないコーヒー豆本来の味を楽しめるように。プロ仕様のミル単体だけで3万円くらいするものもあるので、このコーヒーミルが付いているだけで十分価値はあると言えるでしょう。
そして、お湯の温度管理も徹底していて、コーヒーを淹れる適温87度に保てるように、水タンクの下にセンサーを内蔵しています。さらに、美味しいコーヒーを淹れるために欠かせない30秒間の蒸らしや、お湯を注ぐとできるコーヒードームを崩さないように斜めシャワーによる抽出など、細かい点までハンドドリップによる工程を忠実に再現しているのです。
そして何気に嬉しいのが、タイマー付きなので、目覚まし代わりにコーヒーの香りで目覚めるってことも可能なんです。
ちなみに、昨今流行りのサードウェーブコーヒーとは、簡単に言うと、豆の質や産地にこだわってハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒーのこと。それって、日本では昔からあった喫茶店のコーヒーと同じなんですね。ということは、このコーヒーメーカーがあれば自宅にいながらサードウェーブコーヒーが味わえるというわけ。これこそがコーヒーの最先端かも!?
Text:Tomomi Nishihara
【お問い合わせ】
無印良品
https://www.muji.net/store/