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俺デート

【俺のデート、何点?】競馬場で万馬券にチャレンジ、美人モデルの反応!

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武豊に、俺のデート運を賭けてみた!

人生とデートは似ています。両方とも、100点のない問いかけです。FORZAが満を持してお届けする新デート企画では人気モデルの木下ココさんが、”自称デートの達人”を撫で切りにガチ採点するという、はかなくも美しい、面白くてタメになる企画です。デートの前にこれを読めば、百戦危うからず。ぜひアナタのデートと照らし合わせてお楽しみ下さい。

今回手を挙げたのはFORZARの高橋勲さん。なんと大井競馬場でのナイター競馬を提案するとは……! 奇をてらう選択に出た高橋さんでしたが、まさかの神展開が待っていました。

肌寒さを感じる4月某日の夜―。大井競馬場前駅を降りて2、3分に位置する大井競馬場には、ベージュのコートにデニムを合わせた美女の姿がありました。競馬場デートに合わせて、「動きやすい服装でコーデイネートした」という、ココさん。ド派手なイルミネーションに負けない存在感を放ち、すれ違う人達も振り返る人々もチラホラ見かけます。およそ地方競馬場に似つかわしくない美女を待たせること数分。同じくベージュのコートに、デニムスタイルの高橋さんが登場します。

高橋「こんばんは。お待たせしてすいません。道に迷わなかったですか?」

ココ「大丈夫ですよ。競馬場というか、ギャンブルビギナーで不安ですが、今日はよろしくお願いします」

高橋「今は、競馬デートって密かに人気があるんですよ。それに今日は、『東京スプリント』という重賞レースがあって、人も多いはずです」

ココ「ジュウショウ??」

高橋「大きなレースのことです!!重賞というのは〇〇△▲☓☓・・・・・・」

今日のデートが楽しみすぎて、前日に数時間かけて予想をしたという高橋さん。厳格な家庭のもとに生まれ、「地に足をつけて生きろ」と教育を受けてきたココさん。対照的な2人の組み合わせに先行きに若干の不安を感じます。

100円の入場券を購入して、いざ競馬場内へ。まずは、パドックへ向かおうと意見がまとまり移動を開始します。パドックへ向かうまでの間にも、イルミネーションや可愛い撮影スポットがたくさんあり、思わずテンションが上がるココさん。

ココ「え、スゴイ可愛い。ここで写真撮ろうよ」

高橋「うん、撮ろう。思っていたよりも、若い人が多いね」

ココ「そうだね!カップルたくさんもいるね」

高橋「実は僕も大井競馬場は始めてで」

ココ「え、そうなの(笑)」

パドックで出走前の馬の様子を堪能し、その距離の近さ、馬格の大きさなどの話題を交わし、モスバーガーで軽食を購入して、いよいよ予想開始です。

場内を散策する2人が発見したのは、地方競馬場独特の文化である予想屋でした。予想屋とは、競馬の予想を観客に販売し、生業を立てている人です。競馬ビギナーである、ココさんはおじさんに積極的に質問責めし、情報を引き出します。

予想屋「今日はあのジョッキーが乗れてる。今日の俺の予想は9レース中、6レース的中させてるよ」

ココ「メインレースなんですが、武豊さんが乗る馬はどうなんですか?」

予想屋「ジョッキーは良いけど、馬が実力的に足りないんじゃないか」

ココ「ふむふむ」

一方の高橋さんは真剣そのもの。悩み抜いた末5000円分の馬券を購入して、ココさんに馬券の買い方を丁寧にレクチャーします。すわ、高橋さんの予想は吉と出るのか凶と出るのか…??

ココ「馬連て何?3連複は?ワイドは?」

高橋「馬連は1、2着を当てる馬券、3連複は1~3着までを当てる馬券。ワイドは買った2頭が3着以内に入れば当たりの馬券だよ」

ココ「う、、、難しい。いろいろ説明してくれたけど、さっぱりわらからない」

高橋「難しいよね。ココさん、今回はとりあえず予想屋のおじさんが言ってた通りに購入する?」

ココ「うん、そうしよう!!」

馬券購入を終え、時間割引で半額の500円になったシート席で観戦。寒さを気遣った、高橋さんの気配りは高得点だったよう。シート席では、オタク気質な男性の魅力を語るココさん。オタク気質な男性の話しを聞くのが好きとのこと。まだ競馬歴の浅いものの、高橋さんの勉強家っぷりには太鼓判で、高橋さんもご満悦な様子。

そんなやり取りを楽しみつつ、20時10分のレースのスタートを待ちます。ファンファーレが鳴り響き、いよいよレース開始。ビギナーズラックなるか。観衆のボルテージも最高潮です。

ココ「めっちゃドキドキする~」

高橋「僕もドキドキします!!頼む、武豊!来てくれ」

レースがスタートして、固唾をのんで見守る2人。先頭が目まぐるしく変わる展開に、一喜一憂を繰り返します。高橋さんの読み通り、最後の直線で、先頭に立ったのは武豊騎乗のグレイスフルリープ。

高橋「来い来い!!このまま、このままお願い!!」

ココ「わー、来てる、来てる、来てるよ」

高橋「よし!よし!よし!13番も来い。4万円来い!」

わずか2分足らずのスピード決着。1、2着を見事的中させた高橋さん。3着は際どい判定で、結果発表を心配な表情で見守ります。審議の結果3着に13番が入り、高橋さんとココさんは喜びを爆発させます。

高橋「おーーーーー!!やった、やった!武豊ありがとう!!

ココ「え、本当に当たったの。スゴイ、カッコよい。マジでスゴイんだけど」

高橋「万馬券です!!普通とれないよ、万馬券。しかもこんなタイミングよく!4万2000円頂きました!!」

ココ「スゴイ、楽しい。競馬のイメージが変わった。高橋さん、ホントスゴイ!!」

高橋「僕、普段こんなに勝てません(笑)。ココさんは勝利の女神です。ココさんのおかげです。このお金で美味いもの食べましょう!!」

気をよくした高橋さんの提案で、食事のために六本木までタクシーで向かいます。

車中では終始上機嫌で、会話も弾みます。

ココ「競馬楽しいね。2人で一緒の出来事を共有できるのはポイントが大きい」

高橋「映画もそうだけど、一緒に感想を言い合えるのは良いね。だって、関係性が浅い段階でのデートって何を話して良いかわらかない(笑)」

ココ「確かに。高橋さん、出身はどこ?」

高橋「僕は岡山で。今東京タワーを通り過ぎたけど、いつも飛行機で実家に帰省する際に東京タワーを見て、『あ、僕は東京にいるんだ』としみじみ思う」

ココ「わかるー。東京タワーって特別だよね」

すっかり打ち解けムードの2人―。21時頃に、高橋さんが行きつけという六本木の創作料理屋に到着します。

今回利用した「日いづる」は、まだ桜が残る店内に、平日なのにほぼ満席という繁盛ぶり。否応なしに料理への期待も高まります。カウンター席に腰を下ろし、のんべえの高橋さんはビール、下戸なココさんはノンアルコールで乾杯。

「武豊に乾杯!!」

実は、今回の企画にすごく緊張していたという高橋さん。しかし、行きつけの店に移動し、コース料理を注文する頃には、当初の壁はなくなっていました。アルコールも進み、自分をどのタイミングで出すかがわからなくて、自分の話をするのが苦手で自分の知り合いがいるお店をチョイスした心境を吐露する高橋さんに、ココさんが貴重なアドバイスをします。

ココ「高橋さんって、すごくナチュラルで話しやすい。それに女性を安心させる誠実な人柄だから、無理をしないスタイルで良いと思う。それに、最初のデートは2人きりじゃなく、自分が行きつけで他に人と話している姿は、女性的には気楽で嬉しいですよ」

思わぬ高評価に、高橋さんはハイボール5杯分相当の特大ジョッキハイボールを注文。会話の途中で、福山雅治のモノマネを挟むなど、少しずつ自分を色を出していきます。

ココ「え、福山?地味過ぎてわかんない・・・・・・。やり切らないと」
渾身のモノマネは残念ながら低評価だったようです。

それでもゲイバーの話、恋愛観の話、競馬の話と話題は尽きず時計の針は進んでいきます。桜えび、シーザーサラダ、ホッケの開き、自家製パン、創作鍋に舌鼓を打ったところで、高橋さんがココさんの好みのタイプを質問。頑張れ、高橋!!

ココ「最近、異性に対してすごく研ぎ澄まされてきて(笑)。私はユーモアがあって、誠実で、安心できる人、そして自分を大切にしてくれる人かな。やっぱり女性は最終的には頼りたいし、甘えたい。仕事ができる人は尊敬できるけど、やっぱりそれよりも余裕がある人!!」

高橋「ユーモア?」

ココ「知識がある男性はすごく多いんですが、その知識の出し方がちょっと独りよがりになっちゃう人も多くて。ひたすら自分の話しだと女の子的にはツラいな、興味ないな、となっちゃう。ただ、その知識を活かして一緒に何かを共有しようという思いを持ってくれる人は、そういう所が優しさに繋がるし、居心地の良さにも繋がる」

高橋さん、満更でもない表情でした。23時半を過ぎ、お店を出て六本木駅でお別れです。
「流れで、『また今度ご飯行きましょう』とも言えそうだった。今回勝負といよりは、また次回勝負でもいけるかも。競馬スタートだったので、アウトドアや運動的な要素を入れるプランも再考したいです」と、手応えも噛み締めていました。

さて、ココさんに気になる得点とデートの感想を聞いてみましょう。

88点です!!最高に楽しかった!

まず、競馬場デートというプラン自体が斬新でした。マンネリになりがちなデートの中で、新しい経験ができた。前回のアニキは、ベタで王道な内容を用意してくれたと思います。私的にはサプライズというよりは、王道な大人のデートでした。今回は、最初に競馬と聞いた時に、「どうなんだろう?」と不安もあったんです。競馬=イケイケな人という印象もあったけど、会ってからの人柄で安心できた。そのギャップも良かったですね(笑)。それに競馬場でも私をほったらかしというわけでなく、適度な掛け金で2人の時間を純粋に楽しめた。

馬券が当たったことも盛り上がりましたし、何より高橋さんの雰囲気が心地よかったです。穏やかで、落ち着いてて、誠実な印象を受けた。好青年で女性がすごく話しやすいし、頼りやすいと思います。私のワガママも聞いてくれそうなキャパシテイも感じる。そういう寛容さもあった。

ちょっとだけ減点要素を挙げるとすれば、競馬という選択に若干リスクがあること。賭け事が嫌だっていう女の子もいるし、好き嫌いが分かれるという部分かな。私は大丈夫だったけど、アレルギーがある子もいるかもしれない。でも、全体的に見ると今回みたいなデートの仕方が一番次に繋がるのかな、と。

女性が準備段階で押しすぎると、次のアポイントメントをとるか迷ったりすると思うんですが、そうではなく、2人の時間をひたすら楽しむという、専念してくれたからです。一緒に共有した時間が単純に楽しいから、次のお誘いに対してすごく前向きに捉えるんではないかと思います。また、お誘いお待ちしてますね♥

Photo:Riki Kashiwabara
Text:Shimei Kurita

【今回デートで利用したお店】
日いづる
http://www.hi-iduru.co.jp/







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