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【まるで南国の海の色!?】美しいソールとフォルムに心奪われる東京・新ブランドローファー

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17年間で築き上げた 日本人の足にフィットさせる究極のラスト

本格的な短靴の中で最もシンプルで美しいフォルムを持つローファー。脱ぎ履きしやすい合理的なデザインは、革靴でありながらスニーカーのような感覚で使えるのが最大の魅力です。特にその効果を最大限に発揮するのが、春夏のコーデ。例えば、重厚感のあるジャケパンスタイルの足元を軽やかに見せたり、ラフに見えがちなTシャツ&デニムスタイルも簡単に格上げできるなど、時短で知的なオシャレを演出できるのが、ローファーを選ぶ最大の魅力なんです。

今回は、その中でも都会的でモードな雰囲気を放つ新進気鋭のブランド、カルマンソロジーの一足をご紹介したいと思います。

シューズ 9万4000円(税抜)/カルマンソロジー

2018年春夏がファーストコレクションとなるカルマンソロジー。語源は、CALM(静寂)とANTHOLOGY(詩集)の2語を組み合わせた造語で、ジャパンメイドの今最も注目を浴びるシューズブランドです。デザイナーである金子 真氏は、国内の有名シューズブランドで約17年にわたり、チーフデザイナーを務めていました。

キモは、幅広で甲高でありながら、踵は細いと嘆く日本人の足型に合わせた美しいラスト(木型)づくりです。特に歩きやすさを重視した吸い付くような踵のくびれ具合が秀逸。一度足入れするとそのフィット感と履き心地の良さに思わず気絶しそうになります。

張り替えのできるグッドイヤーウェルテッド製法を採用しているのですが、目を見張るのはその仕上げ方法。靴裏のウェルト部分を一切見せないようにチャネル仕上げにし、美しいブルーの色づけを施すという美意識の高さが伺えます。

さらに、削れ防止のために施された真鍮製のオリジナルスチールがアート性を高めています。そして最後は、デザイナー自らがトゥ部分を一足一足丁寧に磨きあげて完成。ここまでするか!と声をあげたくなるほどの手間の入れ具合。デザイナーのおもてなしの心が詰まった、日本最高峰の既製靴と呼ぶに相応しい1足なのです。

カジュアルすぎずドレスすぎない絶妙な雰囲気を持つカルマンソロジーのシューズは、都会的なスタイルにもピッタリ。ぜひ、その目とその足で余すこと無くブランドの魅力を感じ取ってください。きっとダンナも一目惚れするに違いないはずです!

Photo:Shinpei Suzuki
Text:Satoshi Nakamoto

【問い合わせ】
カルマンソロジー
http://calmanthology.com/



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