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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

春の着こなしのアクセントになる! WHの新型ローファー

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

春夏スタイルの足元を軽快に演出

僕とシューズデザイナーの坪内浩さんがタッグを組んで誕生した「WH」も、早いものでデビュー4年目を迎えました。おかげさまでファンもめちゃくちゃ増え、皆さんの声援に応えるべく日々進化を遂げています。

この2足は2017年春夏シーズンに発表した商品。それまでタッセルローファーやコインローファーはやっていたのですが、バリエーションをもう少し広げようと思い、コンビタイプとビットローファーをつくりました。

心も体も軽くなる春夏は、コーディネイトも足元が軽快に見えるのがいいと思うんです。実際、ジャケパンスタイルやコットンスーツを着る機会が増えますし、イタリア人のオジさんたちみたいな、エレガントなんだけど、スポーティというサジ加減が好きなんですよ。九分丈にしたパンツに素足でローファーを合わせて、爽やかさとエロスをちょっと盛るっていうのが、僕がこの時季よくやるテクニック。これが結構、効くんですよね(笑)。

この2足で進化させたポイントはふたつ。これまでよりもっとトゥが丸いタイプが欲しかったので、微妙ではありますが、従来品に比べてぽってりとした印象のラストにしました。あとはコバの厚み。こちらは前のものよりも3ミリ外側に張り出したデザインです。コバは厚みを出すのが難しく、職人泣かせのオーダーだったようですが、僕たちの熱意をしっかり汲み取ってくれて、とても満足ゆくものに仕上がったと自負しています。

要は、いまの細身のパンツが主流のスタイルだと、足元にボリュームをもたせたほうがバランスがいいと思ったんですよね。ソールは変わらず、ビブラム社のものを使っています。

ダークブラウン×ホワイトのコンビタイプは、ネイビージャケットに白シャツ、グレーパンツといった組み合わせやベージュのコットンスーツに。至ってオーソドックスなスタイルにアクセントとして合わせるのがおすすめです。フランスの有名メゾンや一流シューズブランに革を供給するアノネイ社のカーフを使っているので、リッチ感もあります。

一方のビットローファーは、ジャケパンスタイルのハズしに効果を発揮。こちらはネイビージャケットに合わせれば、印象的な足元で“アズーロ・エ・マローネ”の着こなしが楽しめますよ。素材にはイギリスの名門タンナー、チャールズFステッド社のスエードを使っていて、上質かつ端正な仕上がり。ジーンズなどのカジュアルなコーディネイトにも似合うと思います。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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