浄化されて運気も上昇!?　神聖な気持ちで寛ぐお寺カフェ３選

2018.4.5 0

癒しを求めての駆け込み寺は、心静まるカフェも併設

仕事で忙しいとき、慌ただしい日常から少し離れてホッとしたい瞬間はないですか？ここ数年、御朱印集めがブームなように、心静まるお寺や神社を訪れる人がとても増えています。そんなお寺の境内に、今カフェを併設しているところが増え、にわかに話題となっています。お参りのついでではなく、カフェメニューを目当てにわざわざ訪れる人がいるほどの充実ぶり。寺院や境内を眺めひと息つきながら飲むコーヒーは格別です。モーニングやアルコールがあるカフェもあるので、早朝ミーティングや仕事帰りにも使うことができそう。また、人々の縁を結ぶ場所にもなっているので、街や人と繋がりたい方にもお勧めです。

１．築地本願寺境内「築地本願寺カフェTsumugi（ツムギ）」

モーニングからアルコールまで。１日中築地の味が楽しめるカフェ

東京メトロ築地駅直結の築地本願寺は、本堂、石塀が国の登録有形文化財に登録され、平成26年には、本堂、石塀、三門門柱(正門・北門・南門)が国の重要文化財に指定されました。その境内にある「築地本願寺カフェTsumugi（ツムギ）」は、朝８時からオープンしており、朝食メニューが充実したカフェです。

築地市場の味も楽しめる人気メニュー「18品の朝ごはん」1,944円（税込）

おぼんに小鉢がびっしり敷き詰められた『18品の朝ごはん』は、阿弥陀如来の四十八願の根本の願「第18願（本願）」にちなんで、16種類のおかずとお粥、お味噌汁の全18品を楽しめる朝ごはんです。こちらは人気メニューで、お粥のおかわり自由。朝からしっかりと食べて健康的に過ごしたい人にもお勧めです。

「京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ～カプチーノ風～」918円（税込）和カフェならではのメニュー。

「堂島お抹茶ロールセット」1,512円（税込）食べ応えがあるメニューです。

“和カフェ”ならではの『京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ～カプチーノ風～』というメニューも新しい！和風グラノーラは、京都産の素材を組み合わせてあり、ふわふわに泡立てた温かいスチームドミルクを注いでいただけます。「親鸞聖人好みのハーブティー」、「大福」など、築地本願寺カフェ限定の商品も充実。「どら焼き」はテイクアウトも可能です。

ライトアップされた本堂が神秘的

夜21時まで営業しているので、会社帰りにもアルコールで一杯というのもあり。築地本願寺ならではのメニューとして、築地場外市場のお店のおつまみも堪能できます。

ガラス一面の窓から見える築地本願寺独特の外観のインドの古代仏教建築を模した本堂は、夜はライトアップされてとても神秘的。仕事の疲れをゆったりと癒すこともできる快適な空間です。

築地本願寺カフェTsumugi（ツムギ）
東京都中央区築地3-15-1　築地本願寺インフォメーションセンター
TEL： 03-5565-5581
営業時間
8：00～21：00（8：00～10：30は朝食のみ）（年中無休）
https://tsukijihongwanji-lounge.jp/top/about_information_center.html
築地本願寺
http://tsukijihongwanji.jp/

２．金剛院境内「赤門テラスなゆた」

世界の漫画好きからも注目！マンガ地蔵もある境内で人と人を繋ぐカフェ

西武池袋線椎名町駅に建つ金剛院

漫画家志望者らから注目を浴びる「マンガ地蔵」

西武池袋線の椎名町駅を出て15秒。「赤門テラスなゆた」は金剛院境内にあるカフェです。金剛院は手塚治虫や藤子不二雄が住んでいたことで知られるアパート「トキワ荘」の跡地近くに500年前からあり、漫画家志望者らが御利益を得ようと撫でていく「マンガ地蔵」が有名です。昨年から「マンガ御朱印」もいただけるようになり、世界の漫画好きからも注目が集まっています。

「赤門テラスなゆた」ガラス張りの窓から見える緑に癒されます。

木漏れ日を浴びられるデッキスペース

なゆたの名前の由来は仏教用語であり、数の単位でもある那由多から。一・十・百・千・万・億・兆・京のさらに上に那由他はあり、０が72個もついています。たくさんの「ありがとう」や「おかげさま」に気づける場所でもあります。「赤門テラスなゆた」では、境内の清々たる緑や木々の木漏れ日の中で、「なごんで」「ゆったり」「たのしく」過ごすことができます。

野菜を中心とした「お寺ごはん」1,080円（税込）

カフェでは、野菜を中心とした「お寺ごはん」や「苺いちえ」（一期一会）などのスイーツも楽しめます。マクロビを中心として丁寧に作られた優しいメニューは、ヘルシー志向の女性にも喜ばれそう。金剛院では「寺ヨガ」や「婚活」「お線香作り」「円空仏彫刻」「死の体験旅行」「写経・写仏」「子ども食堂」の他、各種イベントを行っています。イベントに参加して、人と人との結びつきを感じたい方やお寺の空間にいる安心感を得たい方に是非お勧めしたいカフェです。

赤門テラスなゆた
東京都豊島区長崎1-9-2 金剛院内
TEL： 03-3530-8824
営業時間
平日　9：00～18：00（17：30ラストオーダー）
土日祝　10：00～18：00（17：30ラストオーダー）
定休日　火曜
http://nayutacafe.com/
ようこそ　こんごういんへ
http://www.kongohin.or.jp/

3．浄妙寺境内「石窯ガーデンテラス」

鎌倉のお寺の境内に建つ洋館カフェ。きれいな空気の中ゆったり充電したい方にお勧め

枯山水の庭園が印象的な浄妙寺

「石窯ガーデンテラス」は、鎌倉駅からバスで15分程行った浄妙寺境内にあります。浄妙寺は、稲荷山と号し、鎌倉五山第五位の寺格を持つ臨済宗建長寺派の古刹です。「石窯ガーデンテラス」の建物は大正11年にドイツの建築家によって建てられた洋館で、鎌倉の重要景観物に指定されているもの。もとは貴族院議員の邸宅として使われていた洋館を改装してカフェに作り変えています。

ここはガーデンテラスが有名で、庭に咲く四季折々の花を眺めながらホッとしたひとときを過ごすことができます。料理は鎌倉で採れた新鮮な地野菜やガーデンで育てられたハーブの効いたメニューがおいしくて、オープン前から並んで待っている人がいることも。