BEAUTY ― 男の美容武装/ヘアメイクアップアーティストKUBOKI

男性こそ、美容が“人生の武器”になります! 一緒に頑張りましょう!

2018.4.3 2018.4.3

初めまして。ヘア&メイクアップアーティストのKUBOKIです。この仕事に就いて10年以上経ちますが、ヘア&メイクになる以前は、美容師として都内のヘアサロンに勤務していました。僕は今年で41歳になるので、換算すると、 僕の人生の半分以上は「美容」に向き合った時間になります。その間には、人生観を変えるほどのさまざまな経験や人との出会いがありました。

そして今、僕がみなさんに強くお伝えしたいのは、"男性こそ美容が人生の武器になる"ということ。見た目が変わったことで自分に自信がつき、人とのコミュニケーションが上手になったり、仕事への積極性が増したり、周りから一目置かれる存在になったりと、さまざまな形で人生が変わっていく男性をたくさん見てきました。

そのたびに、「この仕事をしていて本当によかった!」と思いますし、男性美容がもつ可能性の大きさについて改めて深く考えさせられてきたのです。

田舎育ちの僕も、内面まで変わることができた!

今の日本では、「ヘア&メイク」や「美容」というと、女性だけの習慣というイメージがまだ強いかもしれません。しかし、芸能の舞台裏では少なくとも昭和の時代から、俳優や男性アーティストに僕のようなプロのヘア&メイクがつき、個々の魅力が輝くように肌の色や質感、眉の形、髪型などを整えてきた歴史があります。僕もデビュー当時から、男性にヘア&メイクをする機会をたくさんいただいており、男女問わず年齢層も幅広く、担当させていただいています。

男性と美容って、実はシンプルで簡単なんです。最近は、男性専用の化粧品や美容家電も増えてきました。男性雑誌にも毎号、美容特集が当たり前のようにあり、美容に長けている一般男性も増えてきている。男性美容が、男の常識やマナーになる日は、そう遠くないはずです。

そんな風に力説している僕ですが、高校卒業までは茨城県の田舎育ち(茨城県の方、ごめんなさい!)。今でこそ、ヘア&メイクアップアーティストとして、雑誌やイベントなどに出演させていただく機会もありますが、襟足の髪だけが胸上くらいまで長いヘンな髪型をしていた時代もあります。

ヘア&メイクとして独立した頃は、洋服もまだ何を着たらいいかわからない……。僕が所属するヘア&メイク事務所の社長には「ダサい!」と、よく叱られていました。事務所のホームページに掲載する僕の写真を撮影する現場で、服を着替えさせられたこともあります。

「男が美容!?」「芸能人じゃないし」「オジさんだし」────?

しかし、そんな僕も、こんな記事をかかせていただくまでに見た目も内面も変わることができました。それは、仕事を通して、一流や本物を知るたくさんの男性たちと出会い、彼らの流儀や本質的な考えに触れ、それに刺激を受け、仕事の技術はもちろん、自身の見た目やマインド面についても、試行錯誤を自然と繰り返したくなり、実行してきたから。

現段階では、「男が美容!?」、「自分は芸能人じゃないし」、「オジさんだし無関係」など、さまざまな理由で美容を 他人事のように感じている男性が、たくさんいらっしゃると思います。しかし、誰にとっても人生は一度きり! これからの時間を、男らしくカッコよく楽しく過ごすために、この記事が美容をたしなむきっかけとなり、仕事でもプライベートでも徐々にうまくいくことが増えてきたとき、"この記事に出会っていたから……"と思っていただけたら、幸いです。

──いつの間にか男を下げている! ?──「男の美容武装」チェック

まずは、心当たりのある項目にチェックをつけてください。ひとつでも当てはまったら、社会人男性として自身をないがしろにしていたり、身だしなみを整えていない可能性があります。

□1.学生時代から同じスタイリング剤を使っている。
□2.短髪だからと、タオルドライで済ませている。
□3.身体を洗うついでに、顔までボディソープで洗っている。
□4.「オーガニック」って何?
□5.T字カミソリの刃を2ヵ月以上変えていない。または、同じ電気シェーバーを5年以上使っている。
□6.薄毛を、遺伝や年齢によるものと諦めている。
□7.化粧水や乳液を使っていない。
□8.食後の口臭が気にならない。または、気になっても何もしない。
□9.基本的に、服は試着せずに購入する。
□10.眉毛カットを自分でしたことがない。
□11.髪型を3年以上変えていない。
□12.身体のトレーニングを何もしていない。

チェックリスト答え合わせ

1.学生時代から同じスタイリング剤を使っている。
・・・→髪形によってスタイリング剤は変えるべき。

2.短髪だからと、タオルドライで済ませている。
・・・→濡れたままにすると、雑菌が繁殖しやすく、髪もペタッとしてしまう。

3.身体を洗うついでに、顔までボディソープで洗っている。
・・・→顔の肌はとても敏感。体を洗う洗浄力のものとは分けること。

4.「オーガニック」って何?
・・・→カミソリを肌に当てる男性ほど、肌にやさしいものを知っておくこと。

5.T字カミソリの刃を2ヵ月以上変えていない。または、同じ電気シェーバーを5年以上使っている。
・・・→カミソリやシェーバーは刃物。古い刃を肌にあてているとダメージが蓄積します。

6.薄毛を、遺伝や年齢によるものと諦めている。
・・・→生活習慣やマッサージなどによって変えられます。

7.化粧水や乳液を使っていない。
・・・→肌ケアは一番ラクで簡単。使うかどうかで未来が変わる。

8.食後の口臭が気にならない。または、気になっても何もしない。
・・・→口臭は相手を気遣うマナーのひとつ。

9.基本的に、服は試着せずに購入する。
・・・→自分のサイズ感を把握することで好印象が得られます。

10.眉毛カットを自分でしたことがない。
・・・→顔の印象を左右。逆に言えば、整えるだけで清潔感アップ。

11.髪型を3年以上変えていない。
・・・→年齢、時代によって、自分に似合う髪型や流行は変わるもの。

12.身体のトレーニングを何もしていない。
・・・→生活は身体にあらわれる。年齢を重ねるほどケアが必要。

まずはここからやってみよう!

 


©gettyimages
✓鏡を見よう
誰でも今すぐ簡単にできて、効果が現れやすい取り組みです。1日3回、1分でいいので、鏡に映った自分をじっくり観察してみてください。例えば、人に会う前、商談の前など、鏡を見る行動をプラスしてみてください。ヒゲの剃り残しや肌あれ、のびた鼻毛、体形の変化など、〝身だしなみの乱れ〞に気づくはず。小さい鏡をバッグに携帯しておきたいもの。それが、変わることへの第一歩です。

©gettyimages
✓目標の人を見つけよう
僕自身が郷ひろみさんやEXILEのHIROさんに影響を受けたように、進むべき方向性や理想が見つかると、変わることへの第一歩が踏み出しやすくなり、モチベーションも高く保てます。好きなアーティストや俳優はもちろん、会社の先輩や学生時代の友人など、誰でも構いません。〝素敵だな〞と思う男性を見つけてください。
©gettyimages
✓使っているものを変えてみよう
カミソリや整髪料、化粧品など、男の日用品は日々進化しています。それを変えるだけでも、肌がキレイになったり、朝のヒゲ剃りの時間が短縮されて他のことに時間をさけたり、頑張らなくてもカッコよく変われることがあります。新しいものを適度に取り入れる好奇心も、ぜひ持ち合わせていただきたい。
©gettyimages
✓第三者の意見を聞いてみよう
今のヘアスタイルやヒゲの形、ファッションなどにこだわりがあってもなくても、周囲の人に「似合っている?」「どう思う?」と聞いてみましょう。ダメ出しされることも多々ありますが、もっといいアドバイスをもらえたり、自身が気づいていない魅力を発見できることもあります。人のアドバイスを素直に聞く柔軟な姿勢も大切。
©gettyimages
✓「毛」を意識しよう
ヘア&メイクという仕事を通して実感するのは、男女問わずメイクよりも髪型のほうが、変身効果が高いということ。しかも、男性にはメイクという手段がありません。だ からこそ、髪、ヒゲ、眉、鼻毛、耳毛など、あらゆる「毛」が、清潔感の有無や印象を大きく左右します。ヒゲの剃り残しや鼻毛など、「たかがそれだけ……」と思っている部分を整えるだけでも、周りがあなたに抱く印象は必ず変わります。
©gettyimages
✓「男性用の美容家電」を使ってみよう
電気シェーバーひとつをとっても、約1年ごとに最新モデルが発表されています。それほど、美容家電は進化が早いし、頭皮マッサージャーやボディシェーバー、グルーミングキット、毛穴に詰まった汚れを取るものまで、最近は男性向けに開発された美容家電の種類も増えています。うまく取り入れればより簡単に美容武装ができるので、まずは家電量販店へ行ってみるのもアリです。

見た目の「武装」は、デキる男への第一歩

「男が見た目を気にするなんて」「美容はちょっと……」と、躊躇する方がいらっしゃると思います。けれども、ヒゲの剃り残しやカミソリ負けがない肌で、体がある程度引き締まっている男性には、年齢を問わず、圧倒的にポジティブな印象を受けますよね。仕事がデキそう、自己管理ができていそう、家族や恋人はもちろん、職場の人間から も大切にされていそうなど、いい印象を上げだしたらキリがない。

一般的には、女性よりも男性の方が仕事が占める精神的割合は高いといわれています。だからこそ、男性は〝見た目"を味方につけたほうが、絶対にトクだし有利にも幸せにもなれると確信しています。さらには、自分に自信がついて、内面も変わっていくはずです!

©gettyimages

しかも、見た目を味方につけることは、男性にとって実はそんなに難しいことではないんです。要は、『清潔感を身につける』ことだけでいいから。

男性の清潔感は、毎日のヒゲの剃り方や洋服の着こなし方を少し意識するだけで、大きく変わっていきます。どんな職業でも、仕事がデキるようになるにはたくさんの経験を積んだり、スキルや知識を身につける必要があります。なのでまずは、清潔感を身につけることのほうがずっと簡単だし、短期間で効果がでます。

『男の美容武装』は、多くのメリットが得られる裏技です。生存競争が激しい現代のビジネス社会を賢く生き抜くコツとも言えます。

©gettyimages

 

実は女性より男性のほうがケアすべき

これまでの人生を振り返ってみてください。学生時代から現在に至るまで、男性は大きくふたつのタイプに分けられてきたと思いませんか? それは、誰からも好感をもたれる男性と、そうでない男性です。そして、この差を生んでいるのは、生まれもったルックスではありません。後天的に得た〝清潔感"によるものが大きいと、僕は思います。

清潔感を身につける具体策はこれからたくさん取り上げますが、そのすべてに共通する大前提として、脳裏に焼きつけていただきたいことがあります。それは、〝男性の汗と皮脂(=アブラ)の分泌量は基本的に、女性の約2倍もある"ということ。すると、どうなるでしょうか?

©gettyimages

肌がベタベタ、ギトギトしやすいのはもちろん、空気中に舞っているホコリなどが肌に付着して、肌あれ(かゆみや吹き出物、毛穴の汚れや目立ちなど)が起きやすくなります。また、皮脂量が女性よりも多いのは、頭皮や体の皮膚も同じ。頭皮の毛穴に皮脂が詰まったままでは薄毛などの原因になり、身体の皮膚の上で皮脂と汗が混ざると雑菌が繁殖して、吹き出物ができたり、 臭いが強くなります。

カンがいい方は、そろそろお気づきだと思います。そう実は、女性よりも男性のほうが、きちんとケアをしないと清潔でいることが難しいということを。しかし、面倒な作業や手間は一切必要ありません。また、清潔感はいくつからでも身につけられ、高ければ高いほど、周りにも自分にも好影響を与えます。現代社会に生きる男性のみなさん、一緒に頑張りましょう!

次回は「男の毛問題」について!
どうぞお楽しみに!!

KUBOKI
「男の美容のゴールは、ただカッコよくなることではありません」 1977年生まれ、茨城県出身。東京美容専門学校卒業、都内のサロン勤務後、資生堂 SABFAメーキャップスクールを卒業。3 年 間のアシスタントを経て独立。女性誌をはじめ、メンズ、Show、 映画など様々なジャンルで活動。アーティスト、俳優、タレントのヘアメイクも多く手がける。ThreePEACE所属。

“男の美容は、最低限のマナーである”────郷ひろみ、EXILEなど有名アーティストや俳優を担当するトップヘアメイクアップアーティストが教える、業界初!「第一印象で損しない男になるための入門書」。郷ひろみさんとのスペシャル対談も掲載。
男の美容武装』(KUBOKI著)定価:1,296円(税込)/ワニブックス

KEYWORDS
コスメ 美容

WHAT's NEW

SPECIAL

view all
  • 日本のビジネスマンを格好良くする50の方法 2018.3.30 update
  • 49000円から干場義雅編集長のオーダースーツが作れる!タカシマヤ「スタイル オーダーサロン」とは?【PR】 2018.2.28 update
  • Message from FORZA STYLE 2018.3.15 update

SELECT 10

CELEB

SNAP

ランキング

HOT TOPICS

VIDEO

VIDEO