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2019年モデルで進化するキャデラックの魅力

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異種気絶級バトル勃発! アメリカンラグジュアリーを見逃すな!

アメリカンラグジュアリーの雄、キャデラックが新世代フラッグシップのCT6を発表。正式なデビューは2019年モデルとなるそうですが、話題の中心はDOHCヘッドを採用した新開発の4.2リッターV8ターボエンジン。

Cadillac CT6 V-Sport 4.2L Twin Turbo V-8
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その特徴はVバンク内側にタービンをレイアウトしたこと。可変バルブや気筒休止システムを採用しますが、すでにメルセデスやBMWはこの方式を採用済み。カンタンにいえばドイツ勢に対し、やっと追撃モードが整いましたという感じでしょうか。

Cadillac CT6
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現行型の最強エンジンはCTS-Vに搭載されるOHVの6.2リッターV8スーパーチャージャー。最高出力477kW (640hp)/6400rpm、最大トルク855Nm/3600rpmという弩級のスペックで最高速度200mph(約320km/h)を謳う最速セダンであります。

Cadillac CT6
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キャデラックの最新鋭V8エンジンのスペックは2タイプあり、最高出力550hp(410kW)/5700 rpm版を「CT6 V-Sport」に。500hp(373kW)/5000-5200rpm版を「CT6」に搭載します。それぞれの最大トルクは850Nm/3200-4000rpm と750Nm/2600-4600rpm。ともにトランスミッションは10速ATです。

Cadillac CT6
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Cadillac CT6
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嗜好品と捉えれば大排気量エンジンのライド感も捨てがたいところです。現行型を新車で買えるリミットは初夏あたりでしょうか。また、3.6リッターV6ターボで十分とお考えでしたら、いまなら限定5台の特別仕様車「ATS-V VECTOR BLUE SPECIAL」が発売中。コチラはブレンボの6ポッドブレーキも付いて価格は1104万3000円。

限定車の現行型キャデラック ATS-V VECTOR BLUE SPECIAL
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ちなみにボディサイズを現行型日本仕様のCTS-Vと比較すると、全長5182(5040)×全幅1879(1870)×全高1472(1465)mmでホイールベースが3106(2910)mm。新型は少し大きくなります。

限定車の現行型キャデラック ATS-V VECTOR BLUE SPECIAL
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ご参考までにお伝えすると現行型Sクラスの全長は5125mm。なので、信号待ちで並んでも見劣りすることもありません。なお、正式には新型のスペックはあくまでプレ仕様とのことですから多少は変更の可能性があることをご承知おきください。

当初からラグジュアリーカーとして誕生したキャデラック。その創業は1902年と既に116年の歴史があります。また、創業者のヘンリー・リーランドはGM退社後、アメリカンラグジュアリーのもう一方の雄であるリンカーンを作り出しました。このDNAを現在の開発チームがどのように継承するのか。期待を持って見守りたいキャデラックなのです。

Text:Seiichi Norishige

ゼネラルモーターズ・ジャパン
0120-711-276(GMジャパン・カスタマー・センター)

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