『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回はM-65型フィールドジャケットをモードに着こなし、都会的に見せる方法についてコリン・ファースから学びたいと思います。
LESSON200 M-65フィールドジャケットをモードに着こなすテクニック
©Getty Images
『シングルマン』や『英国王のスピーチ』、スパイを演じた最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』など、様々な映画で大活躍を続けているイギリス俳優コリン・ファース。英国調のスーツ姿がとにかく似合う紳士を演じている印象が強いですが、実はプライベート姿もクール&スマートでかなり格好良いんです。今回は、M−65型フィールドジャケットをモードに着こなして都会的に見せる彼の姿をピックアップしてみました。
M-65フィールドジャケットといえば、オリーブカラーが一般的ですが、彼が選んだのはブラックの無地。男らしいデザインの良さを残しつつも、ミリタリーを全面に押し出さないところがキモです。ブラックなら都会的に見せることができるので、40男でも取り入れやすいですよね。
細身のリジットデニムにブラックのサイドゴアブーツを合わせることで、色気のあるカジュアルスタイルが完成します。ワークブーツやスニーカーも相性は良いですが、足元をドレッシーにするだけで上品かつ大人っぽさが倍増します。
インナーはクルーネックの白Tをイン。引き締まったボディを美しく見せるだけでなく大人の色気を引き出してくれます。色数を減らし、シック&シンプルにコーデすることで、ミリタリージャケットをモードに見せることができます。
そして仕上げには、コリンファースの代名詞でもある太い黒ブチメガネをプラス。この飛び道具が辛口スパイスとなり、モノトーンでシンプルなコーデが存在感を増すのです。
今年の春は、コリンファースのようにM-65フィールドジャケットをモードに着こなす上級コーデを楽しんでみませんか?
Photo:getty images
Text:Satoshi Nakamoto
【コリン・ファースのように装うならこんなアイテムがオススメ】
最もポピュラーなフィールドジャケットM65をモチーフにしたモデル。機能的且つデザイン性に富んだ切り替えしを多用することで、「MOORER(ムーレー)」らしいM65タイプを完成させています。肩幅、スリーブ幅、身幅は適度なフィット感が得られ、背裏付きで滑りも◎。快適な着心地です。
心地よくフィットするソフトな 肌触りは、2本の極細糸を編み合わせる高度なインターロックの技術を使って製造され、この技術によりシームのねじれが生じにくく、カットソーの形状が維持されているのが特徴です。フィッティングもタイトすぎず着用しやすいシルエットもうれしいポイントとなっています。
細かなディティールと色落ち加減がタフな雰囲気を感じさせてくれるJACOB COHEN(ヤコブ コーエン)のヴィンテージウォッシュコットンポリストレッチタイトストレートデニムは濃いめのインディゴが育てがいのある一本になっています。
guji(グジ)のオリジナルモデルはシャープさを追求したすらっとしたドレス感のあるラストを採用しています。カントリーな雰囲気を漂わせやすいこのデザインですが、履き口をコンパクトに、気持ちロングノーズなスマートシルエットを採用することで上品さとエレガンスがかなり高まっており、オーバーミドルに相応しい気品と色気を漂わせる仕上がりになっています。