武骨だけどクラス感あり ジャック・ウォーカーのアクセサリー
男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介する当企画。
第15回目は、ジャック・ウォーカーのブレスレットです。
90年代リバイバルによって、スニーカーとともに復権を果たしたインディアンジュエリー。良質なターコイズの世界的不足も相まって、価格の高騰も起きているようです。渋カジを経験したフォルツァスタイル読者なら、若い頃にハマったという人は多いのではないでしょうか。そして、ラグジュアリーブランドを身につけるようになった今、身につけるのはちょっと気が引けるという人も。
そんな人におすすめしたいのが、ジャック・ウォーカーのブレスレットです。ニューメキシコ州のサンタフェで誕生した同ブランド。その製法は、いうまでもなくハンドメイドです。特徴は、ナバホ族に伝承される技術“スタンプワーク”を施したシルバーピースと、味わい深くエイジングされたレザーとのコンビネーション。一見武骨な中にも繊細さを宿すそのデザインにより、ジャック・ウォーカー氏はアーティストに位置付けられています。アメリカファッション界の某御大から、お墨付きをもらったという話もあるようですね。
そのおかげか、実はニューヨークでは高級ブティックに並べられており、ラグジュアリーアクセサリーとして支持されている側面もあるんです。その辺りが、大人が身につけるに相応しいインディアンジュエリーの定番たる由縁です。
どうです? また身につけたくなってきたでしょ? なんだかんだで、男のインディアンジュエリー好きは、死ぬまで変わらないと思うんですよね。ちなみに、ハンドメイドなので当然流通数はそう多くありません。出会いを大切に。
Photo:Riki Kashiwabara
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
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