BUSINESS ― 「お金の残酷な真実」

誰も教えてくれなかった「お金の残酷な真実」

【仮想通貨の急落&流出!】ざわつく前に 投機と投資の違いを学ぶべし」

2018.1.30 2018.1.30
2018.1.30

ビットコイン急落!「仮想通貨」って、本当のところどうなの?

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの工藤将太郎です。

新しい年が始まって早々、お金の世界を騒がすニュースが飛び込んできました。1月16日に発生した、ビットコインの急落です。

それまで170万円台だったビットコインの価格は、一夜にして110万円を割り込み、昨年12月につけた最高値の220万円台からほぼ半分になりました。これがニュースなどで「ビットコインが半値に!」などと大きく報道され、投資家たちは大混乱に陥ったのです。またビットコインとは別の仮想通貨が20分で580億円近く流出する事件が発生。お金=日本銀行券という価値観では想像すらできない地殻変動が起きています。

とはいえ世間では、「ビットコインや仮想通貨が話題になっているけど、実は何のことかよくわからない」という人が大半ではないでしょうか。


ビットコインは「仮想通貨」の一種で、簡単に言えばインターネット上のデータのやりとりによって使えるお金のことです。紙幣やコインのように実物がないため、“仮想”と表現されているようですが、海外では「暗号通貨」という呼び方のほうが主流になっています。なぜなら、暗号技術を用いて信憑性の高いデータをやりとりするブロックチェーンという技術が使われているからです。また、日本では「仮想通貨=ビットコイン」という認識の人が多いのですが、それ以外にも「イーサリアム」「リップル」「ネム」など多数の仮想通貨が存在します。

では、なぜ仮想通貨(暗号通貨)がこれほど話題になっているかといえば、将来有望な投資先だと考える人が一定数いるからです。仮想通貨が従来の通貨と決定的に違うのは、「政府の管理下にないこと」「銀行などの機関を通さない」の2点です。これはつまり、通貨の流通性が非常に高く、手数料が圧倒的に少ないことを意味します。このメリットにいち早く気づいた投資家の中には、資産を何十倍、何百倍に増やした“億り人”と呼ばれる存在もいるようです。そんな情報が知れ渡り、儲かる投資先を探す人たちの間でブームに火が付いたわけです。

しかしどんな物事も、メリットの影にはデメリットが潜んでいるもの。皆さんもニュースや新聞で「仮想通貨の高騰はバブルだから、いつか必ず弾ける」といった意見を見聞きしたことがあるかもしれません。そして実際、先日のビットコイン急落のような事態が発生しました。


確かに仮想通貨の技術や仕組みそのものは素晴らしく、今後は様々な決済や情報処理に活用されていくと思います。ただ、技術的な価値は高いものの、通貨としての価値はまだまだ未熟と言わざるを得ません。政府が管理し、金融機関を通して取引する通貨であれば、同じく政府が管理する他国の通貨との相関性がはっきりしていて、1ドルが110円になったり、130円になったりと変動はするものの、市場が公正な連動性を作り上げています。ところが仮想通貨の場合、例えるなら地球上のどこかに新しい国が突然誕生して、ドルや円との相関性も明らかでない独自の通貨を勝手に作ってしまったようなもの。そんな国に「うちの国の通貨に投資すれば儲かりますよ!」と言われても、怖くてできないはずです。仮想通貨はギャンブル的な投機の対象としては面白いかもしれませんが、着実にお金を増やすための投資や資産運用の手段にはなりません。

断っておきますが、私は何も「仮想通貨は危険だから絶対に手を出してはダメ」と言いたいわけではありません。ただし先ほど言ったように、仮想通貨に使われる技術と仮想通貨そのものは分けて考えるべきだということと、“投機”と“投資”は別物だということは知っておくべきでしょう。

投機と投資の違いは、価格変動の要因のわかりづらさです。投機を好む人は、相場の変動は大きければ大きいほど嬉しいので「想定外の動きがあってもいい」とある程度割り切っています。しかし、マイホームの頭金や老後の資金を投機で手に入れようとしたら、どうなるでしょうか。「仮想通貨が上がったら老後は安泰だけど、下がったら老後破綻するしかないな!」などと賭けを楽しめる人ならいいと思いますが、「定年までに1000万円貯めたい」といった目標を着実に達成したいなら、計画的な投資による資産形成を目指すべきです。


それに仮想通貨はまだまだ新しい仕組みなので不確定事項も多く、今後もビットコインの相場が乱高下するようなことが繰り返されれば、各国政府や中央銀行が取引を規制する動きも出てくる可能性があります。そうした変化が起こった時に生じるデメリットを自分が許容できるかどうかも、よく考えてみる必要があるでしょう。

どんな手段を使うにしても、大事なのは明確な目的と計画性を持って資産運用をすること。あなたも老後の資金を貯めるのに、10円玉貯金をしようとは思いませんよね。それならもっと目的に合ったお金の貯め方や増やし方があるはずです。

「ブームだから」「ビットコインで儲けた人に勧められたから」といった理由で意思決定を人任せにせず、「自分に合った資産運用のスタイルは何か」をきちんと考えることから始めてみましょう。

Text:Shotaro Kudo
    Photo:Getty Images

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株式会社クレア・ライフ・パートナーズ
代表取締役 社長
工藤 将太郎(くどう・しょうたろう)

日本生命にて、外資系金融機関(証券・銀行・投資顧問)や、私立大学を中心とした学校法人の確定拠出型 企業年金や、弔慰金制度などの福利厚生制度の構築に従事。 積極的に行ってきた不動産投資や海外投資、そして必要最低限の生命保険活用を通して、“マネーパズル®”や “ハイブリッドプランニング®”など独自のノウハウを確立し、2011年に株式会社クレア・ライフ・ パートナーズを創業する (2012年法人設立)。 2016年からは、国内外の不動産、金融商品情報提供、法人節税対策、事業承継・相続税対策や所謂プライ ベートバンク口座開設サポート(アジア地域・欧州)、海外法人設立サポート事業を手掛ける。 事業オーナーだけでなく、顧問先の企業社員や顧客を対象として金融教育事業にも注力している。

 

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