FASHION ― 松竹梅

ファッション界の賢人が提案!干場に着させたい「松竹梅」

絵になる男の一張羅! テーラードコートの松竹梅とは?

2018.1.1
2018.1.1

寒い冬こそ、最大の見せ場! 颯爽と羽織りたい、品格抜群のコート

ファッション業界の賢人が編集長・干場に買わせたい逸品を価格帯別に紹介する連載の第18回。リコメンダーとして登場いただいたのはビームスFの顔であり、業界屈指の二枚目としても知られる西口修平さん。スラリとした長身をさらに引き立てるコート選びの極意を、3つの名品を通して提案。無類のコート好きを自負する干場、果たしてその物欲は自制を保てるのか……!

編集長・干場(以下干場):この連載はゲストがキャラの立った方ばかりで、毎回それぞれの方の視点がすごく面白くて。今回はビームスFから西口さんにお越しいただきました。

西口氏(以下西口):光栄です。よろしくお願いします!

干場:今までビームスでは中村さんや無藤さんにもご提案を頂いていて、どちらもすごく楽しかったので、今回の西口さんはどういう感じで来るのかなとワクワクしておりました。

西口:ありがとうございます。今回のお題は、干場さんもお好きであろうコートです。中でも、「テーラードコート」に縛ってお持ちしました。

干場:なるほど。ところで、なぜ、またテーラードコートにされたんですか?

西口:例えば大人になって初めてスーツを着た人は、“じゃあどんなアウターを合わせようか?”と考えると思うんですが、やっぱり、大人の男の第一歩として、着こなすべきアウターと言えばこれなんじゃいかな、と。特に後半は、干場編集長も着たいと思っていただけるアイテムを用意しましたので自信があるんです。

干場:楽しみだなぁ。僕、昔ビームスで買ったサルトリアパルマのテーラードコートを今でもよく着てるんですよ。もう20年ぐらい前になるのかな。ほつれたら直したり、っていうことを繰り返しながら、未だに活躍してます。

西口:ありがたいですね。今回もそんなコートに出会っていただけたら嬉しいです。

干場:では早速。最初にオススメいただく“梅”のコートはなんでしょう?


コート 8万円(税抜)/ビームスF

西口:はい。ビームスFのオリジナルのテーラードコートです。イタリア製で、生地はダイアゴナルというインポートのウール製のものを使っています。比較的オンスの重たいファブリックで、着丈はスリークォーター、いわゆる膝上丈ですね。いちばん着まわしが効くバランスだと思います。

干場:これは三つボタンですか?

西口:はい、3B(三つボタン)の段返りです。フライフロントじゃない、打ち抜きボタンもポイントです。それにスラッシュポケットで、いわゆる、イタリアでスポルベリーノと呼ばれる、元々はスポーツ観戦用のカジュアルなコートの仕様にしてあるので、オンはもちろん、オフにもニットなんかの上に羽織って頂けるようなスタイルです。

干場:それは嬉しいですね!

西口:ディテールを足していくと、言ってしまえば本格的になり過ぎて、“合わせるならやっぱりスーツ”っていうようになりがちですよね。でも、これはその点、難易度が低いので。まずは松竹梅の“梅”に選びました。

干場:なるほど。ちなみにおいくらなんですか?

西口:8万円、ジャストです。

干場:ぉ、手が出しやすくていいですね! 昔から“ビームスでコートを買うなら10万円以上”っていう感覚があったから、ちょっと身構えてたんですが……(笑)

西口:ビームスFでは、もともとオリジナルのコートはほとんど作ってなかったんですよ。それまではインポートものばかりだったので、やっぱり高額になりがちだったんですね。でも、ここ数年はオリジナルにも積極的に力を入れているので、干場さんみたいに昔から知っている方からするとお買い求め頂きやすくなったんだと思います。オリジナルのスーツも7~8万円から揃っているので、それと同じくらいの価格で手に入ります。

干場:そうだったんですね。これ、着丈はどれくらいですか?

西口:46サイズで80センチくらいですね。

干場:じゃあ、今の主流になりつつあるものよりは気持ち短めですね。でも、スポルベリーノらしい雰囲気があって良いですね。ちなみにこれはイタリアのどこで作ってるんですか?

西口:ナポリにある工場です。マシンメイドではあるんですが、ビームスのモデリストと生産管理の人間が現地まで行って、細かいオーダーや、場合によっては技術指導もしながら作っています。

干場:本場イタリアに技術指導! どうしてそんなにこだわるんですか?

西口:やっぱり日本人の体型に合うものとか、縫製のクオリティを重要視しているからというのが大きいです。日本ならではの繊細な仕立てのノウハウや品質の良さをなんとか落とし込みたくて。工場の方にワガママを聞いて頂いて、わざわざ作ってるっていう感じですね(笑)。

干場:そういう意味では肩周りの表情とか、ナポリっぽい気がしますね。

西口:そうですね。ただ、ナポリらしい前肩ではあるんですけど、あんまりやりすぎると中庸ではなくなってしまうので、そこは気を使っています。

干場:中庸、大事ですよね。あえてナポリっぽくしすぎない、っていうことなんですね。着てみていいですか?

西口:もちろん。サイズは……これが46ですね。

干場:あ、肩がだいぶ軽いですね。

西口:えぇ、パッドなしなので。だけど形は綺麗に出るんですよ。

干場:これは確かにブルーデニムにも合いそうだな。袖口はどういう処理がいいですかね?

西口:やっぱり本切羽で仕上げて頂きたいですね。ちゃんと調整できるようにアンフィニッシュにしてあるので、本開きの4つボタンがいいのかなと。カジュアルにも着られるように、ボタンを重ねて。

干場:重ねるのはなぜですか?

西口:やっぱり絵に描いたようなイタリアンスタイルのコートなので、ボタンも重ねる方が、イタリアンクラシックを踏襲するという意味ではしっくりくると思うんです。カタく見せないというか。

干場:なるほど。では続いて、竹ですね。いくらぐらいになるんだろう?

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