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「これなら絶対生還できる?」Jeepラングラーの最新が最強である理由とは?

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新型ジープ・ラングラー間もなく世界へ

1941年の誕生以来、SUV一筋に歩むジープから同社のアイコンとなるモデル「Jeep Wrangler」のニューモデルが発表されました。現行のJK型ラングラーは2007年のデリバリーですのでカレコレ10年オーバーのご長寿モデル。

しかし、一向に古さを感じさせないというのもまた一般認識であり、黄金比を備えているというのか、このワイルドかつ愛くるしい表情をもつデザインは実にクラシックな魅力に溢れているようです。

ちなみに新型ラングラーのモデルコードは2ドアがJL 、4ドアがJLUとなり、今後クルマ好きからJL型と呼ばれることになります。酒の席でJKだJLだのと大きな声が聞こえても決して女子高生のハナシをしているわけではないので誤解のないように。

さて、肝心のラングラーに話題を戻しましょう。新型のキモはなんといってもラダーフレームの継続採用です。一般的にクルマの構造はモノコックというパネル同士を繋ぎ合わせて強度を得ています。つまりクルマのボディは玉子と一緒なワケで、大きなダメージを受ければ走行できなくなります。

で、ラングラーはどうかというと、家の構造でいうと柱のようなラダーフレームにエンジンやサスペンションを取り付け、その上にボディを載せた構造です。外板自体が応力を受けもつモノコック構造に対し、ラダーフレーム構造はそのボディにほとんど負荷がかかりません。

最近は技術の進歩もあり一概にいえない部分もありますが、ラダーフレーム派の言い分は「キャビンが潰れても走行が可能。道を選ばないSUVは生きて帰ることが絶対条件」となります。だからジープは「Body-on-Frame Design」という伝統を継続するのです。

■モデル名
Jeep Wrangler(ジープ・ラングラー)

■ボディサイズ(2ドア/4ドア)
全長:4237/4785×全幅:1875×全高:1869mm
ホイールベース:2460/3008mm

■パワーユニット(ファーストエディション)
排気量と型式:2リッター直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:270hp(201kW)/5250rpm
最大トルク:400Nm/3000rpm
トランスミッション:6MT/8AT

排気量と型式:3.6リッターV型6気筒
最高出力:285hp(213kW)/6400rpm
最大トルク:353Nm/4800rpm
トランスミッション:6MT/8AT

JL型ラングラーは現在生産中ですが、北米でも店頭に並ぶのは2018年になってからのようです。また、ローンチは2機種のパワーユニットで始まりますが、2019年モデルでは最高出力260hp(194kW)、最大トルク600Nmを発生する3リッターV型6気筒ディーゼルターボが追加されます。

一部には2018年3月までJK型を継続生産する・・・・・・などという報道もあり、北米でも情報が錯綜しています。ジープファンのフォーラムには販売店資料やオーナーズマニュアルまで漏洩しネット上はお祭り騒ぎの様相です。

エクステリアのトピックは、ヘッドライトを伝統の7スロットグリル側にレイアウトし、民生ジープの起源となるCJ型へのオマージュとしたこと。そんな部分もファン心理を掻き立てるのかも知れません。

日本仕様の詳細、導入時期は未定ですが、実質的にニューモデルのラインナップが出揃うのは2019年モデルとなる2018年秋口です。続報が入り次第お届けいたします。

Text:Seiichi Norishige

FCAジャパン
0120-712-812(ジープ)

■A Legend, Evolved | All-New 2018 Jeep Wrangler | Jeep®



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