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【俺のデート何点?】美人モデルに聞く、ガチ採点の結果とは?

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デートを100点満点で採点してもらったら……男の試練がここにある

人生とデートは似ています。両方とも、100点のない問いかけです。FORZAが満を持してお届けする新デート企画では人気モデルの木下ココさんが、”自称デートの達人”を撫で切りにガチ採点するという、はかなくも美しい、面白くてタメになる企画です。デートの前にこれを読めば、百戦危うからず。ぜひアナタのデートと照らし合わせてお楽しみ下さい。

「今日は中目で6時」
人気モデルを待たせて、あの男が登場。

プレミアムな金曜日の夜。中目黒の雑踏に、ひときわ目を引く美女の姿がありました。仕事帰りのサラリーマンが「ダルマさんが転んだ」のように何度も振り返るその人こそ、デートの達人を評価する、本日の主役、木下ココさん。ただ突っ立っているだけなのに、「え、これ東カレ?」的な写真が面白いように撮れてしまいます。

そこにやってきたのは、記念すべき第一回目のデートの達人、アニキこと片野英児さん。フォルツアではもうお馴染みの酔いどれファッションリーダーですが、ココさんとはもちろん初対面。この時点でココさんを15分ぐらい待たせていますが、佐々木小次郎の胸中を乱すため、巌流島に遅れてやってきた宮本武蔵の作戦なのでしょうか。

片野「どうもはじめまして、片野英児です。すみません、ちょっと仕事で遅れちゃって」

ココ「全然大丈夫ですよ。今日はよろしくお願いします」

片野「今日は中目で店を取ってあるんで……。じゃあ行きましょうか」

ココ「フォルツアのコラム『アニ散歩』では、いつも横顔しか見せてないので、正面から片野さんを見るのは新鮮です」

片野「横顔の美学っていうんですかね。あえて『正面はやらないよ』っていうのが自分のコンセプトなんで……」

ハトが豆鉄砲を食らったら、まさにこんな表情なのでしょう。話に置いてけぼりのココさんを物理的にも引き離し気味に、アニキは中目黒商店街へスタコラサッサ。二人の間をなんとも言えない緊張感が漂い、スタッフの心もさざ波立ちます。

あえて地図アプリを使わず、
「記憶に頼った店探し」

アニキがココさんを連れ出したのは、マジックアワーの中目黒商店街。お店の行灯がなんとも幻想的で、春の夜空を演出します。決めた!俺も今度、中目使う!(誰?)。

ココ「すごいキレイな商店街ですね。オシャレな若者の街ってイメージが強い中目だけど、あたたかい街の灯が心地いいです」

片野「こういう昔ながらの商店街がほんとに大好きなんですよね。常連さんに気兼ねしながら飲むような居酒屋とか、ビンビンきますね」

ココ「今夜のお店はどんなところなんですか?」

片野「ふふふ……それは行ってのお楽しみ」

安心してください。こんな台詞も、きっちり笑いにつなげています。しかし、中目黒商店街の終点近くまで来たとき、酔いどれおじさんの様子に異変が。

片野「あれ?たしかココらへんを曲がるんじゃなかったかな。おかしいな、入り口が違うな。う~ん。ここでもないし、あそこでもない……。よし、いったん入り口まで戻りましょうか」

ココ「グーグルマップで調べましょうか?」

片野「大丈夫です。ちゃんとアタマの中には入っているんで」

結局、中目黒商店街の入り口近くでようやく記憶がフラッシュバック。無事住宅街の隠れ家風スペインバルについたときには、待ち合わせから30分以上が経過していたのです。

片野「なんだか歩かせちゃってすみません。でも、もうホントにあとちょっとで着く、そのお店は本当にうまいんですよ。オーナーの人柄も最高。特別な人しか連れてこないって決めているんですよ」

ココ「うわ、ここですか?? めっちゃオシャレで、なんというか……人の家みたい」

隠れ家風スペインバルのドアを開けて……。
ココさんのココが気になるポイントとは?!

片野「ここ、何を食べてもうまいんですよ。マスター、いつものね! ココちゃんは何飲むの?」

ココ「実は私、下戸なんです……」

片野「ゲコッ!!」

「お酒、飲まないんです、私」。そう言われたときにどう返すかに男の度量が表れます

ココ「でも今日はせっかくなので、超薄目のハイボールをいただこうかな~」

片野「こ、これは超やりにくいよ…(笑)。僕ダメなんですよ、シラフで女性と話すと緊張で昇天しちゃう特異体質で……。なのですみません、僕だけ泥酔しちゃうかも」

ココ「男の人ってだいたい2種類に分かれるんです。『飲めない』って言うと、途端にテンションが激オチして黙々と料理を食べる人と、自分だけ酩酊しちゃう人。片野さんは後者のタイプなんですね」

片野「どちらかと言うと、どっちが好きですか?」

ココ「どっちも嫌いです(笑)」

片野「そりゃないぜ!!」

絶妙なツッコミで場を和ませるテクは、さすがアニキ。自爆の酔拳作戦でテンションはうなぎのぼりですが、ココさんも楽しそうに笑っています。

おつまみもどれも美味しくて、話は弾み、あっという間に2時間が過ぎた頃……赤い顔のアニキが横顔のままつぶやきました。

片野「ココちゃん、予定なかったらこのあと、唄いに行かない?

ココ「え~、嬉しい!私カラオケ大好きなんです

泥酔→カラオケはいつものアニキの「男飲みパターン」。この方程式を女性とのデートにも持ち込むとは、さすが干場編集長も惚れた男の中の男です。これはココちゃんの評価が気になりますね。

念のためですが、アニキは超の付く愛妻家。今回の企画は、あくまでサンプルとしての参加です。デートプランはマジですが

一軒目のスペインバルを出て向かったのは、徒歩約7分の距離にあるカラオケ「アポロ」。大手カラオケチェーンにはない、ゆるい動線とタバコの香りが昭和にタイムスリップした気持ちにさせてくれて、男には心地いいお店です。でも、本当にシダックスじゃないくていいの?

片野「俺はいつも自分を装いたくないんです。※どんな女といるときでも、自分の素の表情で語りかけたい。だから聴いてください、BOOWYで『CLOUDY HEART』」

ココ「アニキ最高~♪ 私も90年代のJPOPを入れていいですか?」

片野「90年代といえば、アムロちゃんですよね。本当に安室奈美恵さんは素晴らしいですよね。いろいろ苦労を重ねながら、いま芸能生活の集大成を迎えようとしているんだな……」

初対面とは思えない大盛り上がりのカラオケは2時間も続き、名残惜しさを引きずりながらお会計。タクシーに乗り込むココさんを見送りながら、アニキはこうつぶやきました。

「これはデートだったんだろうか? 普通に楽しいカラオケだった……」

さて、一夜明けて素に戻ったココさんに、アニキのデートを100点満点で評価してもらいましょう! ドラムロール、スタート!!! さあ、気になる点数は??

アニキのデートは82点

男気のゴリ押しは減点ポイントと心得よ

ココ「ババン! アニキのデートは82点です! 独断と偏見に満ちていてすみません(笑)。私的にはかなりの高得点ですが、減点ポイントでいうと、本当は三枚目なのに、はじめは二枚目ぶっていた『キャラずれ』。歩く速度が早い。緊張からの素っ気なさ。お店に迷ったとき、素直にグーグルマップを使わない(笑)。『俺は口説かない』ってアピり過ぎなところ…でしょうか。


片野さんは自然体の方が魅力的。とても優しいし、きっと本当は可愛らしいチャーミングな人なんだと思いました。お酒が入るまではわかりませんでしたけど(笑)。
でも、※どんな女といるときでも、自分の素の表情で語りかけたい。という発言に代表されるように、あまり男らしさを意識し過ぎず、意外と普通に素のままでいってしまった方がいいのかもしれないです。女性は『男らしいキャラ』を作っている繊細さを見抜いて、弱さと感じる人も多いですからね。

ファッションはほぼ100点でかっこよかった! ライトグレーのスーツは、年上のしっかりした男性という印象の中に親しみやすさもありとてもおしゃれでした! 花金の中目に黒縁メガネや、スーツの丈ちょい短めの外しとか、こなれ感が感じられてかっこよかったです。

スペインバルもカラオケもとってもイイお店でしたけど、デートプランの意外性はなかったかな。遊び慣れた女性に鉄板でウケるものを知っているなと思いました。でも、本当に楽しくて私もアニキのファンになっちゃいました。また遊んでくださいね♥」

みなさん、いかがだったでしょうか。スペインバルからのカラオケ、実は女子ウケがいいという事実、男気キャラは諸刃の剣だという真実、ライトグレーのスーツが大人の余裕を感じさせるという本質、ぜひみなさんのデートプランにお役立てください。
「我こそは100点デートを演出できる!」という猛者のみなさん、ぜひ下記メールアドレスLまでふるってご応募を! 大丈夫、絶対怖くないです。めちゃくちゃ楽しいです。

こちらの電子私書箱までいますぐ!>>>forzastyle.web@gmail.com

木下ココさん、深夜ロケまでありがとうございました。

それでは次回の「俺デート」を、お楽しみに!

 

今回のアニキおすすめの店


「バル・エンリケ」
東京都目黒区上目黒2-10-4
03-3791-3023
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13001831/

営業時間 17:30~23:00
定休日 日曜・祝日(但し、祝日が金曜日・土曜日の場合は営業)

Photo:Shimpei Suzuki
Story:栗EP



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