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【女性誌ライターが気絶】絶対泊まるべき、京都の艶ホテル3選とは?

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心を満たし、トキメキを感じさせてくれる艶がある

心が少し疲れたら不意に訪れたくなる古都、京都。日本を代表する観光名所であるとともに、古くからある日本の心に触れられる場所です。多くの歴史ある寺院や神社をめぐれば、女性だけでなく、男性も心が整理され静かな気持ちになれるはずです。

そんな京都ですが、どこかに艶っぽさを感じるのは私だけでしょうか? 時代を超えて感じる美しさ、そして現代に続く艶っぽさは殺伐とした心を満たし充足感を与えてくれるはず…。そこで今回はそんな艶を感じるホテルをご紹介致します。

トップ画像:星のや京都

「ART MON ZEN KYOTO アール モン ゼン キョウト」

京都・祇園にアートを愛でるホテルが誕生。

先の11月9日 京都・祇園にオープンした、和モダンでいながらアートが楽しめるホテル「ART MON ZEN KYOTO(アール モン ゼン キョウト)」。京都祇園の中でも周囲は骨董品店が軒を連ねるエリアに突如しました。しかもプロデュースが京都の老舗美術商というから美術好きが色めき立つのもわかります。

今回、オープニングレセプションにお伺いしたのですが、さすがに京都・祇園! 舞妓さんや芸妓さんの姿が多く、それはそれは豪華絢爛! あの白塗りの舞妓さんが隣に立つと、暗闇にまるで大輪の花が咲いたような気さえしたほどです。東京で行うラグジュアリーブランドのレセプションとは異なる、伝統ある日本の美との融合がありました。

このラグジュアリーホテルで素晴らしいのは、各部屋に美術品が展示されていること。美術品はもちろんですが、こだわりの展示台との美しい調和された姿は、部屋に入った瞬間から心を奪われてしまうほどなんです。ふと我に返り、半径1m以内には近づきたくないとソワソワしてしまうのですが(笑)。

でもそれが和モダンな雰囲気をラグジュアリーなアートスペースに変えている、いわばこのホテルのキモなのです。

ソファに腰を下ろしながらゆったりと眺めれば、日々の煩雑な生活感が薄れていき、自分の内面とも向き合うことができそうです。もちろん近隣で購入された美術品を展示して愛でることも可能。時間を忘れてうっとりと優雅な時を楽しむという、アート好きには堪らない贅沢な体験をすることができるのです。

こだわりの贅沢好きにもうひとつお勧めなのが、このホテルのスパです。といってもスペシャルなスパ施設ではなく、各客室のバスルームのこと。全面ガラス張りなのも かなり魅惑的♡で、開放的なバスルームでジャグジー付きの浴槽にのんびりと浸かれば日頃の疲れも取れ、艶時間を楽しむこともできるはずです。

ちなみに、スイートルームには最新の超リアルプラネタリウムまで完備。寝転がりながらバーチャルな宇宙散歩も楽しめます。

このホテルのダイニングには、地元の食材を生かした「37 Grill - Bar & Lounge」も同時オープン。特に美味しいと話題なのが、このステーキなんです。豪快でありながらも柔らかくあっさりしているので女性でも結構大きなブロックをペロリと食べれてしまうほど。それも美食家達に人気のステーキハウス「37 Steakhouse & Bar」や、パリから日本に初上陸した東京ミッドタウンの「Artisan de la Truffe PARIS」の姉妹店だからこそ。食を楽しむスポットとしても注目されること間違いナシです。

【問い合わせ】
「ART MON ZEN KYOTO」(アール モン ゼン キョウト) 
京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町391番地
075-551-0009
http://www.amz-kyoto.jp/

「星のや京都」

失われし古き時代の記憶が甦る、異次元の艶ホテル

日本国内で離島でもないのに、小舟に乗らなければチェックインできないホテルなんて聞いたことありますか? (笑)。実はこの京都にそんな風情のあるホテルがあるんです。それが「星のや京都」。他のホテルとは一線を画す、別次元の艶ホテルなんです。

一歩小舟に乗り込み揺られていると、どんどんタイムスリップするかのように進み、古の格式高き京都へとたどり着きます。

到着すると、デジャブのように記憶になくてもどこか懐かしい感覚に包まれるから、本当に不思議。それはきっと、日本人の誰もが輪廻転生を繰り返す中で体験した過去の記憶が、きっと深い潜在意識として残っているからなのだと思います。

王朝貴族の清遊地とされてきた京都・嵐山。その四季折々の自然の美しさは格別でため息がでるほど素晴らしい。客室は約100年前に建てられた旅館をリノベーションしたもので、年を重ねるごとに味わいを増す日本建築を楽しみながら、川の音、そして四季の移ろいを堪能することができるのです。

なんて贅沢…。何もせずこの美しさを感じているとき、女性はどんなに艶っぽくなれるのだろう。一緒にいる人は、その表情が堪らないはずです。

夕食はもちろん歴史ある京都ならではの懐石料理。視覚的にはもちろん、味付けも最高級で現代人の好みに合わせた絶品がならびます。朝食は、川の情景をゆったりと見ながらお部屋で...。考えただけでも艶ッツヤで気絶しそうです(笑)。

何もしないを考える、そんなコンセプトがフォルツァーに刺さります。

【問い合わせ】
星のや京都
京都市西京区嵐山元録山町11-2
0570-073-066(9:00〜20:00)
http://hoshinoya.com

「ホテル カンラ 京都」

今ドキ女子と行くなら、歴史とナチュラルが融合したNEO KYOTOホテル

昨年リニューアルし、これまでのマチヤスタイルとナチュラルさが融合したホテルカンラ京都。今どきの京都を体験するのであれば、ここへステイするのがお勧めです。

長い歴史とともに培われて来た伝統と技法を継承しつつ、ナチュラルな現代のテイストにマッチしたさりげなくモダンな京都。決して押し付けがましくなく、今を感じながら和を楽しめるよう配慮されています。

でもよく見なければ、京都の良さは感じることができません。通り一遍ではない、よく細部を見る、聞く、触れるなど興味を持って知ることを意識することが心を響かせてくれる、そんなホテルなのです。

ホテルカンラ京都のもうひとつの魅力、それは京都ならではのスパがあること。部屋ごとに布・土・木・和紙をモチーフとした洗練された空間での施術も極上の時間を与えてくれるでしょう。ぜひ、女性へのサプライズプレゼントに、非日常のカンラスパでのひとときはいかがでしょうか。

カフェラウンジ横には日本全国から集めた職人の技が光る工芸品のショップも併設。すべて日本製にこだわり、ここでしか購入できないものや、オリジナル商品に力を入れています。

また、ショップ脇には食器の部分絵つけになる金継ぎ工房を併設してあり、本物の職人技を見ることができます。思わず真似してやってみたくなるのですが、これは修行の賜物。素敵な商品を手にする方が良さそうです。モダンなデザインの食器はどれも現代のライフスタイルにスッと入るものばかり。お土産としてセレクトするのも楽しいです。

【問い合わせ】
ホテル カンラ 京都
京都市下京区烏丸通六条下る北町190
075-344-3815
http://www.hotelkanra.jp/
客室3万円(税込)〜

旅を計画する際は、観光に行く場所を決めてからエリアのホテルを探すことが多いもの。でも従来の旅の方程式ではなく、ここに泊まりに行きたい!という旅の目的とするホテルがあってもいいかも。好きなことに着目し、それを深堀りすれば、楽しみも倍増し、きっと艶やかな笑顔もアップします。これからは、ただ泊まるのではなく、何を楽しむためにホテルを選ぶのかが旅の基本になりそうです。

Text & Edit:Mariko IKEDA

 



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