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西暦3000年の電気自動車? ランボルギーニのコンセプトが暴走、いや爆走!

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超絶スーパーEV「Terzo Millennio」が示す未来

伊ランボルギーニがとんでもないスーパーEVのコンセプトカーを発表しました。その名は「Terzo Millennio(テルツォ・ミレニオ)」。英語に変換すると「Third Millennium(サード・ミレニアム)」となりますので、西暦3000年を見据えた先進的EVといったところでしょうか。

スタイリングも去ることながらテルツォ・ミレニオの先進技術のキモは、シャーシやボディカウル全体がスーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)となり、4つのインホイールモーターを駆動するということ。つまり現在のような大きく重いバッテリーがいらなくなります。

少し補足するとナノワイヤ素材でできたスーパーキャパシタの表面をカーボンナノチューブで覆い一体化。それを構造材としてクルマを造るという発想なのです。また、カーボンナノチューブには自己修復機能があるとのことなので、多層カーボンナノチューブを採用することを意味します。

 

スマホのリチウムイオンバッテリーをスーパーキャパシタにすると、わずか数秒で充電が完了するそうですから、クルマ用でも飛躍的に充電時間が短縮されますし非接触充電の効率も大きく向上するはず。また、インフラが整い道路にコイルが埋め込まれる時代が来れば航続距離も相応に伸ばすことが可能です。

ひとつひとつの技術は既に実証されているものも多いのですが、量産プロダクトとなるとハナシはまた別です。しかし、10年後ならどうでしょう。新たな発想は方向性を定めることになり、夢が現実になるのは思いのほか早まる可能性があります。

ランボルギーニがマサチューセッツ工科大学と提携して約1年。その成果となる本格的な第一弾が今回発表したテルツォ・ミレニオです。加速性能や最高速度、航続距離など、具体的なアナウンスがないのでどこまで実現できているのかわかりませんが、ランボルギーニというブランドがインテリジェンスの象徴となる日はそう遠くない時期に訪れる予感がします。

Text:Seiichi Norishige

ランボルギーニ
0120-988-889(カスタマーサービスセンター)

■Inside Manifattura Lamborghini 4.0
 



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