『FORZA STYLE』では、シンプル＆ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は女性ウケするカーディガンのお洒落な着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 168 女性ウケ抜群！お洒落に見せるカーディガンの着こなし方
ⓒアフロ
中途半端な時期に活躍してくれる、秋のお洒落に手放せないアイテムといえば…、カーディガンですよね。冬場のインナー使いはもちろん、肩掛けや腰巻きなど着こなしのバリエーションがとにかく豊富なのが魅力です。そこで今回は、女性ウケするカーディガンの着こなし方をデヴィッド・ベッカムから学びたいと思います。
グレーの無地のカーディガンを白Tの上にサラッと羽織って見せるデヴィッド・ベッカム。一見地味に見えますが、実はグレーは女性から見ると凄く安心感を与える色なんです。女性が求める男性の色使いに関しては、実は地味なほど好印象。ファッション偏差値が少々低めに見える方が良いなんて声もよく聞きます。これはカーディガンひとつとっても同じで、色や形など冒険しすぎるとお洒落を意識しすぎていて、イタい大人に見えてしまうってことです。
その心理から推測すると、着こなしも普通で良いってことになりますが、その言葉だけ信じすぎるのも怖いところ。「普通」をはき違えて何も考えずにコーディネートしてしまうと ただの地味な人で終わってしまうので、センスよく見せるテクニックとコーディネートの工夫が必要です。
少し緩めなブラックのパンツに白スニーカーを合わせることで大人のストリート感も演出でき、センスよく見せることができます。チノパンやブルーデニムなどを合わせるよりも都会的でクールな印象になるのがポイントです。また、ルイ・ヴィトンのモノグラムバッグをナナメ掛けするなど、小物でさりげなくラグジュアリーな要素を足すあたりが大人に見せる技術かと。
赤いニット帽で少年っぽさを演出することで母性までくすぐらせるなんてかなり計算高いですよね。しかし、この色は色白で顔が派手なベッカムだから似合うということはお忘れなく（それかめっちゃ色黒か）。似合わないのにやっちゃうと、かなりイタく見えるので、チャレンジするなら気の許せる女性に率直な意見を聞いてからが賢明です。もちろん、「女性ウケなんて考えてない！」という硬派なダンナは問題なし。このままベッカム丸ごとパクってみてください。
ということで、ベーシックアイテムをお洒落に見せるということが、どれほど難しいかがわかりますよね。いろいろ回りくどくなりましたが、清潔感と程よい地味さが女子ウケの鍵になるのではと私は思います。信じるか、信じないかはダンナ次第です！
Text：Satoshi Nakamoto
【デヴィッド・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ】
ニットブルゾン 5万5000円（税抜）／ザノーネ
「ZANONE(ザノーネ)」の人気ニットブルゾン「CHIOTO」と同じ糸を使いながら、全体がリブ編みになった新モデル。ニットでありながらハリ感ある編み立てが特徴だった従来の「CHIOTO」とはまた違った魅力があり、リブ編みによってさらに柔らかな着心地(もちろん伸縮性もアップ)に。スポーティさがほんのり強まった印象です。
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カットソー 1万6000円（税抜）／グランサッソ
マーセライズド加工により上品な光沢を備えたシルキータッチのコットン素材に一度洗いを掛けたもので、肌触りがとても滑らかで伸縮性のある生地になります。スリムなフィッティングながらその着心地は抜群。狭めな肩幅とスリーブ幅がボディコンシャスな見え方を生み出すとともにオトナ顏を演出します。
パンツ 3万6000円（税抜）／コーベルト
ストリートなテイストとモードのエッセンスの組み合わせが毎シーズン絶妙なCOVERT(コーベルト)から、エレガントなダイアゴナルパターンを使用したシャーリングパンツは確かな品格が漂います。
レザースニーカー 2万5000円（税抜）／アドルフォカーリ × ペルノイ レザースニーカー
ソールもホワイトカラーで統一し、大人が履いても品よくキマるホワイトスニーカー。素材は肉厚なレザーを使用し足当たりも良く、履き靴周りには靴擦れ防止効果もある厚めのクッションを採用。
