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セイコーアストロンにイタリア人もビックリ!限定3000本のデザインとは?

2017.8.16
2017.8.16

イタリアンカラーをさりげなくまとったGPSソーラーウオッチ

以前もこの連載で紹介した世界初のGPSソーラーウオッチが、この「セイコー アストロン」。これはその新作となります。今年の5月に限定3000本で発売されたのですが、デザインはカー&インダストリアルデザイン界を牽引する、あの“ジウジアーロ・デザイン”が担当しています。セイコーとジウジアーロとの取り組みは、1980年代から続いていて、ドライヴ中の操作性の配慮からケース中心とバンドの中心をオフセットした非対称デザインのモデルや、左に20度傾斜したドーム型の液晶デジタルディスプレイが斬新なクロノグラフなどを発表してきました。

一応、説明させていただくと、ジウジアーロ・デザインは70年代に世界中の自動車メーカーの新型車製造に関わるさまざまなサポートを行ってきた“イタルデザイン”をもとに1981年にジョルジェット・ジウジアーロ氏によって発足しました。ハイレベルなデザインとビジネスのプロフェッショナル集団とともに、常にユーザー視点に立った機能性の高いデザインを提供し続けることで、国際的なマーケットトレンドに順応し、いまでは車だけではなく幅広い製品におけるインダストリアルデザイン業界を、世界的に牽引し続ける存在に成長しています。

これは2012年に誕生したGPSソーラーウオッチの機能はそのままに、1983年に共同開発された世界初のアナログクオーツクロノグラフへのオマージュを込めた、先進のGPSソーラークロノグラフとしてリリースされました。オリジナリティ溢れる時分針と秒目盛、2ピース構造の立体的なダイヤルリングなど、ジウジアーロ・デザインのエッセンスが隅々まで盛り込まれ、イタリアンカラーをさりげなく散りばめたデザインは、その価値をさらに高めています。ほとんどひと目惚れに近い感じでした。だって、日本と僕が大々好きなイタリアとの合作のようなものですからね。

ジウジアーロ・デザインのコンセプトカーのホイールをイメージした裏蓋には、ロゴとシリアルナンバーが記載されています。時計はその時々の気分で着替えることが多いのですが、最近はもっぱらこればっかり。今年6月のピッティ・ウォモとミラノコレクションの取材のときには、イタリアのファッション関係者からこぞって褒められました。マットのブラックと艶のあるブラックをコンビネーンにしたケースも男らしくて気に入っていて、しばらくはこのスタイルでいこうと思っています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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