ウワサのスポーツ&ラグジュアリーなSUVが699万円から
プロモーションに世界的人気の英シンガー・ソングライター「エリー・ゴールディング」を起用するなど、相当な気合で開発したレンジローバーのニューライン「ヴェラール」が日本でも受注開始となりました。
現在のレンジローバーのラインナップは2系統あり、ひとつはクロスカントリー系のタフな「レンジローバー」と「ディスカバリー」です。で、「ヴェラール」はシティユースに応じたスポーツ系の位置付けで、「スポーツ」と「イヴォーク」の間を埋めるモデルとなります。
ボディサイズは、全長4803×全幅2032×全高1665mm、ホイールベース2874mm。ちなみに全長のみ同系統3モデルを比較すると、「スポーツ」が4855mmで「イヴォーク(5ドア)」が4355mm。サイズ感は「スポーツ」に近く、視覚的には一回り小さいといった印象です。
設定されるパワーユニットの最高出力と最大トルクは、2.0リッター直4ガソリンターボが250ps/365Nmと300PS/400Nmの2機種。2.0リッター直4ディーゼルターボが180ps/430Nm。トップレンジは3.0リッターV6スーパーチャージド・ガソリンの380ps/450Nmとなり、トランスミッションは全車8速AT。
「ヴェラール」最大の特徴はそのデザインです。モダンなイマドキのミニマルデザインといったらいいでしょうか、凹凸を排除したエクステリア、ボタン操作を極力排除したインパネなど、とても新鮮に映ります。同社ではデザインキーワードを❝リダクショニズム❞と表現し、無駄を削ってエレガンスを表現したと語ります。
技術的にも話題に事欠かかない「ヴェラール」ですが、ひとつ注目点を上げるならデンマークのインテリア・テキスタイルメーカー「クヴァドラ」と共同開発した「プレミアムテキスタイル」です。レザー以外の選択肢として是非とも検討すべきインテリア素材でしょう。
ラグジュアリーの決め手はやはりその空間演出にあります。新型レンジローバーの「ヴェラール」は、まさにスポーツ&ラグジュアリーなSUVなのです。
Text:Seiichi Norishige
価格:
2リッター直4ディーゼルターボ(180ps) 699万円~1053万円
2リッター直4ガソリンターボ(250ps) 715万円~1069万円
2リッター直4ガソリンターボ(300ps) 778万円~1132万円
3リッターV6スーパーチャージド(380ps) 908万円~1526万円
ジャガー・ランドローバー・ジャパン
0120-18-5568(ランドローバーコール)
■The New Range Rover Velar – Design and Technology