ベストキッドでいえば、ミヤギさん。聖闘士星矢でいえば、廬山昇竜覇(ろざんしょうりゅうは)を放つ紫龍の師匠、老師にあたる存在でしょうか。昨日、ニッポンが誇る服飾業界のレジェンド、赤峰幸生先生とお食事を共にさせていただく機会に恵まれました。
衣食住をトコトン哲学する赤峰先生の生き方は、とても凡人が真似できるモノではありません。何より驚かされたのが、学生時代、海水浴に訪れた湘南で、ご学友と砂浜を前にスーツをバッチリ着こんで食卓を囲んだというエピソード。
ネクタイは50年前のゼニア。ヴィンテージものです。
「洋服に淫している」といっても過言ではないほどの溺愛。天才とは、興味の対象に異常な愛情を注ぎ込める人物のことを言うのでしょう。ご自宅では自ら繁殖させた250匹のメダカを愛で、客人にはお手製の塩にぎりを振る舞うという、悠々自適の生活をしているのだとか。
実はこの会食中、「湘南スーツ事件」が衝撃的過ぎて、気づけば5分ほど気絶していたようです。
あれ?
栗P
【撮影協力】
ラ・ビスボッチャ http://labisboccia.tokyo/
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