『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、休日に真似したくなるコロニアルカラーのジャケットスタイルについて学びたいと思います。
今年のピッティ会場で多く見かけたのが、流行中であるコロニアルカラー(ブラウン&ベージュ系)のジャケットを使ったコーディネートを楽しんでいるお洒落なダンナたち。今回は、この上級者向けなアイテムを休日に着こなす方法をモデルのデヴィッド・ガンディから学びたいと思います。
LESSON 144 デヴィッド・ガンディに学ぶコロニアルカラーのジャケットをデニムで合わせる際のキモ
色落ちが少ないスリムシルエットのブルーデニムに、クルーネックの白Tを合わせただけのシンプルなジャケットスタイル。彼の着こなしで注目すべきは、Tシャツをデニムにタックインしているところです。このちょっとした工夫で、腰位置が高く見えて、脚長効果が抜群! シンプルなコーディネートも新鮮に見せることができます。
このテクニックにおいて重要なポイントは、ベルトをしないこと! 一歩間違えると“アキバ系”になってしまうので要注意です。それから、引き締まった身体も不可欠。Tシャツの上にお腹がぽっこりと乗ったり、横からお肉がはみ出したりすると、お洒落どころか女性からどん引きされますからね。理想の体型をしっかりキープすることが何より重要です。
コロニアルカラーのジャケットに合わせて、ブーツやカバンをサラッとブラウンに統一しているところも流石のセンス! なるべく余分なアクセサリーはハズす方が大人としては好印象ですが、秋口ならデビッド・ガンディのようにハンチング帽をポイントに合わせるのも◎。
今回のコーディネートは、各アイテムのサイズバランスや身体作りが重要となるので、見た目以上に難易度は高めかもしれませんが…、上手く着こなせれば周囲との差は歴然です! ぜひチャレンジしてみてください。
Text:Satoshi Nakamoto
【デヴィッド・ガンディのように装うならこんなアイテムがオススメ】
暖色系のほんのり甘さのある色合いと渋みある柄行きとのマッチングが絶妙。全体的に程良いフィット感を得られるサイズ設定は着る方の体型を選びません。
ハイクオリティな素材を使用したこちらのカットソーは、マイストーリーを代表するアイテムのひとつ。心地よくフィットするソフトな肌触りで、2本の極細糸を編み合わせる高度なインターロックの技術を使って製造されているのが特徴。この技術によりシームのねじれが生じにくく、カットソーの形状が維持されています。
前後の股上、ウェスマン部分のカーブ、股ぐりといった重要な部分の設計が秀逸なシビリアの一本。適度にテーパードしたシルエットは美しいラインを描き、穿き心地の良さも抜群です。
スーツスタイルが脚光を浴びる今シーズン、おもにニットをインナーにした際にご提案したいシューズがこちら。シックにまたはレトロにタートルネックニットやニットポロがインナーの際はもちろんのこと、ソリッドタイを締めてストイックなVゾーンの際にもピッタリ。とにかくスマートな雰囲気を演出できます。