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【婚活道場】テレビ局勤務! 37歳男性の「ハイスペックなのになぜか結婚できない」悩みとは?

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川崎:とにかく、ターゲットが定まってなさすぎるの!! 好みのタイプがとにかく広すぎる(笑)。それって広いんじゃなくて、「自分で分析できていない」つまり、「結婚したい」と口では言っているけど、本気で結婚したいと思えていないってことなのよ。

石松:え...。でも僕、本当に結婚したいですよ...?

川崎:じゃあ、最近デートした女性はどんな女性?

石松:えっと、イケイケのダンサーさんと、ストイックなヘアメイクさんと、休みも無く働く外資系OLと、エクセルにデートした男を記録しているシングルマザーと...サバサバしたデートを。

川崎:うん、そうだよね。ぱっと聞いただけでも、「まだまだ結婚はいいわ!」と思っていそうな女性ばかり。さらにはエクセル...? データを収集されてるだけじゃない?(笑)。そして、「結婚に対してコミットしてる女性」がいないように見えるわ。もちろん仕事だけでは判断できないけど、おそらく「まだ結婚はいいから自分の人生を謳歌したい、キャリアアップしたい」という段階の女性とばかりデートしてるんじゃない?

石松:た...たしかにその通りです。彼女たち、まったく結婚願望がありません...。

川崎:そんな事しているようでは、石松さんの「結婚したい」がかなり上っ面な意見として聞こえるわねぇ。結婚を急いでいるなら、結婚願望がある女性とまずデートしなきゃ!!

石松:たしかに...。元カノと恋愛の近況報告会をしたり、そんなことばかりしています。しかも僕はまだ結婚暦0なのに、元カノはその間に結婚も離婚も経験しているんですよ!どんどん元カノとも差が開いていくのを感じます。

川崎:その元カノとは結婚は考えられないの?

石松:その元カノ、もう再婚しました(笑)。僕が何もできないでいる間に、2回も結婚したんです。付き合っている当時は、同じ時間を過ごしていたはずなのに。

川崎:その2回も結婚できた元カノと、まだ結婚できないあなたとの差、何かわかる?

石松:???

川崎:「結婚が人生に必要であるか否か」の差です。そうやって、すぐに結婚相手を見つけて、結婚に失敗しても何度でも結婚できる人っていうのは、「結婚するのが当たり前!」なの。だから意気込みが違う。異性に出会うたびに「この人との結婚はアリか、ナシか!」「アリ!」「ナシ!」「アリ!!」「ナシ!!」と、瞬時にジャッジするし。石松さんは、もっと受身でしょ?ちゃんと相手を「結婚したいかどうかの基準」で見てる?「運命」とか「ご縁」ばかり気にしてるんじゃない?出会い方や物語ばかり気にしてない?

石松:そ、その通りです...。わかっちゃいますか...?やっぱり好きな人と運命的に出会って恋愛して結婚して自然に子供ができて...。というロマンチックなのに憧れます...♡

川崎:やっぱり中身は女子ね。それも、婚活が上手く行かないタイプの女子です。はっきり言うけれど、結婚において「運命が勝手にやってくる」なんて、ありえないから。運命は、動いて動いて、歩き回ったその道程が「運命だった」と名付けられるものなんですよ。

石松:やっぱり恋愛と結婚は別に考えた方が良いんですかね...。

川崎:別に考えるというよりは、恋愛にしても結婚にしても、向こうから勝手にやってくると受身でいては、何も生まれないってこと。そんなに結婚したいって言いながら、婚活とかはしたことある?

石松:あります!でも自慢じゃないんですが、結婚相談所に行って自分のことを話したら「なんできたんですか?チビでもハゲでもないんだから、そのスペックがあれば大丈夫ですよ」と突き返されてしまって。

川崎:(笑)。チビでもハゲでもないから追い返すって、それはそれで珍しいけど。ところでとにかく飲み会が好きな石松さん、結婚してちゃんと家に帰るかしら?

石松:それは帰ります!なんで飲みに行くかって、寂しいからなんですよ、結局。どうせ家に帰っても一人。同居人といえば、ケロロ軍曹の等身大フィギュアだけです。それが寂しくて。奥さんと子供がいる暖かい家庭になら、直帰したいですね。ああ、大型犬を飼うのも憧れるなあ♡

川崎:じゃあ、犬好きの社交的な女性がいいわね(笑)。どんどん相手の像が具体的になってきたでしょ?ちなみに、子育てにはどれくらい関与したい?

石松:関与しまくりたいです!子供大好きなんで!!仕事も調整できるし、飲みの時間削れば、かなり子育てできる自信があります。というか、やりたいです!!!

川崎:本当に全ての働く女性達に、「石松さんのような男性と結婚したら幸せになれるよ!!!」と拡声器でお知らせしたいぐらいよ(笑)。だから、あとは結婚までの道筋にロマンを求め過ぎず、結婚するということそのものにコミットするだけね。今は、あまりに「数打ち当たる」的なデートをしすぎなの(笑)。そうじゃなくて、本当に結婚願望のある人とデートして、自分も「次付き合うなら結婚を前提としたおつきあいを考えている」ということを伝えられるくらいじゃないと。それに、あと3年で40歳でしょう?

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婚活のアドバイスをする川崎貴子と相談する30代男子

石松:はい...。それまでに結婚したいです。40までには...。

川崎:婚活市場では、男性が40歳になると、いきなり女性からの目が厳しくなるの。40なら、相応の財力や包容力をどうしても女性は気にしてしまうのよね。40歳だと、よっぽどの魅力、財力、包容力、経験値がある男性じゃないとなかなか対象として見られない。同世代なら別ですよ。ただ、20代、30代の子供が欲しい女性なら、特にそうです。

石松:うわ...。早く結婚しないと、恐ろしいです。40歳までには子供も欲しい。自然に運命の人との出会いを待っている時間なんてないですね。

川崎:「運命」も無ければ「自然」もありません。コミットした方に一心不乱に歩いて行かないと。40歳までに子供が欲しいなら、37歳で出会って、38歳に結婚して、40歳で第一子。結構すぐですよ。

石松:すぐにでも出会って付き合わないとダメじゃないですか!めちゃくちゃ焦ってきました...。

川崎:そう、その焦りが大事なのよ!40までに結婚したいと言いながら、37なのに全然焦りもなかったじゃない?「あと3年で結婚したい」なら、ちゃんと焦らなきゃ。それに最近では、男性不妊の話題も多く取り上げられるようになってきたから、女性からしても「若い精子がいい!」という人も昔に比べて多いんですよ。「とにかく子供が欲しい」となると、できるだけ早いうちに動き出さなきゃね。

石松:でも、「運命の人」って、いないんですかねぇ。

川崎:運命の人なんて、いませんよ。

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婚活のアドバイスをする川崎貴子

石松:そんな...。

川崎:昔は「生活の為の結婚」もあったけれど、選択肢が少ないから「運命の人」という錯覚もしやすかったかもしれないわよね。でも、昔に比べ「運命の人」と錯覚させてもらえない要素が現代には多すぎるの。女性も社会進出しているから「職場が一緒だからきまずいな」とか、ライフスタイルが合わないとか、情報と選択肢が多いがゆえにそういう面倒なことが多くなってきて、なかなか「運命を感じるから」というだけでは異性と結びつきにくいのよ。だからこそ、現代において結婚にコミットするには「運命の人」を待つのではなくて、作らなきゃいけないの。「自然に結婚したい」と思っている人の生涯未婚率がどんどん上がっているのは、そういう現代社会という背景もあるんですよ。だからね、箇条書きにできるくらい「私は○○な人と結婚したい!」と整理できている人じゃないと、なかなか結婚までたどり着けないの。

石松:結婚、ナメてました...。

川崎:特に、石松さんのように年収が高かったりバックグラウンドがしっかりしている人って、余計に「まあ、大丈夫」という思いから、恋に落ちるのを待ってふわふわ生きてしまうのよね。バーで「うぇ〜い!」って言ってる間に、すぐ40ですからね!解ってる?

石松:怖いです。つい、目の前の楽しいことを優先させてしまっていました。こんなに結婚を焦っているのに。

川崎:本当に結婚したいのなら、「結婚願望がある女性」とだけデートすると決める。そして、石松さんが結婚願望があることをもっと周知させましょう。

石松:たしかにそうですね。男とのデートをエクセルの表にまとめてる女性や、再婚した元カノと遊んでる場合じゃないですね。

川崎:そうよ。石松さんが結婚しないなんて、本当にもったいない。石松さんって、とにかく「こういうところがダメ!」とお説教するようなところがないの。でも、もっと結婚に向いていないであろう男性が結婚していて、石松さんは結婚できないどころか彼女もできない。その差って、やっぱりそのカップルどちらかの結婚に対する「コミット力」なのよ。結婚できないと嘆く人は男女ともに自分の性格や容姿やスペックや経済力を責めがちだけど、実は最も「結婚力」を左右するのは「結婚への意思」なんですね。石松さんのような家庭を大切にしたいと願う優しい男性なら、「結婚へのコミット力」さえあげれば、必ず幸せな結婚ができます。まずは、ちゃんと婚活すること。そして、「結婚願望がある女子とデートすること」です。頑張ってくださいね!

まとめ

一、結婚したくば、元カノや友達止まりの異性とデートしている暇はない!

一、結婚したい相手を、具体的にイメージし、箇条書きできるレベルになるべし!

一、結婚に一番重要なのは、「何がなんでも結婚するぞ」という「コミット力」である!


...いかがでしたでしょうか。数々の男女を見てきた「女のプロ」である川崎貴子先生を「結婚相手の男性として完璧!」と唸らせてしまう石松さんでさえ、「結婚できない」「彼女もできない」と悩める子羊となってしまうのですから、いかに、「結婚へのコミット力」が重要かがおわかりいただけましたよね。

いつまでも、フワフワして、飲み会で「うぇ〜い!」しているだけでは結婚できないのです!! 目の前の快楽ばかり求めていては、結婚は遠のくばかり!! 結婚を望む皆さん。「結婚したい!」と言葉にするだけで満足してしまっていませんか? 本当に結婚したがっていますか? 本当に行動していますか? 今一度、ご自身の結婚に対する「本気度」を、振り返ってみてはいかがでしょうか。

Photo:Yuuji Hirose
 



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