『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、デニムシャツのドレスアップの仕方について学びたいと思います。
LESSON 134 デヴィッド・ガンディに学ぶデニムシャツのドレスアップの仕方
数年前から春夏の定番アイテムとして、お洒落好きなスマフォーに定着しているデニムシャツ。腕まくりして、一枚でサラッと着るのも格好良いのですが……。今回は、カジュアルな印象の強いデニムシャツをドレスアップで上手に着るテクニックをスーパーモデル、デヴィッド・ガンディから学びたいと思います。
今季のトレンドである"英国調”のグレーのチェックジャケットをメインアイテムに持ってきたデヴィッド・ガンディ。このジャケットには、白シャツにブラックのソリッドタイをコーディネートするのが一般的ですが……。色落ちしたブルージーンズが浮かないように、デニムシャツを選んでコントラストを抑えているのです。全体の色バランスが馴染んでいるのが、ひと目でわかりますよね。
ゴージ位置が高めのジャケットに合わせて、バランス良く見えるセミワイドカラーをチョイス。それに、ブラウンカラーのソリッドタイを合わせることで、お洒落の鉄板カラー配色である「アズーロ・エ・マローネ」を完成させています。カジュアルであるデニムシャツも、こうした柄や色使いによって上品にドレスアップすることができます。
それから、ネクタイは、5〜7㎝の細すぎる大剣幅ではなく、8㎝幅程度の太さを選ぶのがポイント。これによって、安定感のある男らしいVゾーンを作ることができます。小剣を少しズラしたり、深いディンプルを作ったりと、Vゾーンを立体的に見せるテクニックも見逃せません。
しかし、今回も思ったのですが……。一番大切なのは、やはり体づくりですね(笑)。デヴィッド・ガンディの胸板と肩周りの筋肉の付き方が完璧! この体をまず一番最初に手に入れることが、お洒落を楽しむ一番の近道なんですよね。あれ? 結局、体が格好良いってオチになってしまいました(笑)。ぜひ、ご参考までに!
Text:Satoshi Nakamoto
Fratelli Tallia di Delfino謹製リネン×ウールが生み出す上品な艶感としなやかなタッチが魅力のバスケット生地を使用したRING JACKET(リングヂャケット)×gujiの別注3Bジャケットです。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
カジュアルタッチな見え方ながら確かな上品さとエレガンスを漂わせる仕上がりになっており、キリッとしたタイドアップスタイルでありながら絶妙な塩梅で力を抜くことが出来る、いわゆるわかっているシャツとうタイプではないでしょうか。
経年変化による伸びがほとんど無いと評判が高いイタリアンストレッチデニムを採用し、同ブランドが誇る高いウォッシュ技術を駆使して全体的に色落ち加工を施しています。ナチュラルな色落ち具合は本当に経年変化をしたかのよう。程良く浅いデニムの色合いは、抜群のこなれ感があります。
モガドールの特徴は、シルクとコットンのブレンドで綿糸をタテ糸に用い、ヨコ糸にシルクを綿糸の上を覆うように織布。そのため、深い立体感のある畝(うね)が表面に浮き出る点です。