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【伝説の8シリーズが復活!】BMW フラッグシップクーペの新しい顔つき

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妄想と情熱の間でクルマ好きの心は揺れ動く

1999年に惜しまれつつも生産中止となったBMWのフラッグシップ・クーペ❝8シリーズ❞が2018年に復活を果たします。当時のライバルはメルセデス・ベンツCLクラス。販売面においてこの8シリーズは、日本とカナダの2カ国を除けば優勢だっただけに、なんとも不可解な終焉を迎えた名車でした。

 

写真を見る限り完成度は高く、すぐにでも生産に取り掛かれそうですが、BMWによる正式アナウンスはあくまでコンセプトモデルとのこと。しかしながら、この❝現車❞は2017年5月26日~28日にイタリアのコモ湖畔で開催される欧州最古のクラシックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2017」で披露されるのです。

1929年に初めて開催されたコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステは、モータリゼーションの歴史そのものといっても過言ではありません。1929年といえばBMWが自動車の生産を開始した記念すべき年号であり、また自動車文化を継承する意味でもBMWはすでにこの祭典を10年以上に渡りサポートしています。

このような経緯からもBMWにとって、この8シリーズがいかに大切なモデルであるかお分かりいただけるかと思います。

エレガントかつダイナミズムに溢れたデザインは、新意匠のキドニーグリルが象徴するように、BMWの先進性といつの時代も変わらぬ普遍的な造形美を放ちます。切れ長のヘッドライトは「スーパースリムレーザー・ヘッドライト」といい、新技術によりこのデザインを実現しています。

おそらく、新型8シリーズのイメージカラーになるだろうボディカラーは「バルセロナ・グレイリキッド」という新色。インテリアは動画でご覧いただけますがiDriveのコントローラーにスワロフスキーを採用するなど、スポーティかつラグジュアリーな空間が見どころです。

残念ながらパワートレインの発表はありませんが、M社もすでに始動しているとのことで、❝M8❞が登場するのは間違いないでしょう。また、ボディとシャーシは主にスチール、アルミニウム、マグネシウムで構成され、Mモデルはカーボン比率が高まるようです。

正式デビューまで様々な情報が飛び交うと思われますが、今はじっと待つしか我々にできることはなさそうです。

Text:Seiichi Norishige

BMW
0120-269-437(カスタマー・インタラクション・センター)

■BMW Concept 8 Series. Return to a new era.



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