肌保護成分と貴重な天然オイルを配合
以前に書きましたが、アトピー性皮膚炎に悩まされていた16歳のとき、日焼けをして３回、皮が剥けたらそれが治ってしまったんですよ。嘘みたいなんですけど、これは本当の話。それから積極的に日焼けをするようになり、いまでは僕のトレードマークみたいになっています（笑）。でも、そうすると、みんなに言われるわけですよ。日焼けをするなら、きちんとお手入れしなさい、と。もう若くないですし、肌の衰えも感じている。これから一気に老け顔になる可能性もありますからね。
特に化粧品業界の方々のアドヴァイスは聞いておこうと思い、発表会なんかにも出かけるようにしています。そこですすめられたのが、ラ・プレリーの「スイス アイスクリスタル ドライオイル」という、肌になじみやすく、べとつかない美容オイルでした。これを朝晩の洗顔後、化粧水で整えて、顔全体、首すじに使用しています。ちょっと面倒臭いと思うかもしれませんが、このひと手間で先々が変わるなんて言われたら、やってみようかなという気持ちになるじゃないですか。
ラ・プレリーはスイス・レマン湖の湖畔が発祥の地。先端のサイエンスを駆使したスキンケア製品の開発で、永遠の若々しさの探求を続けているエイジングケアのパイオニアです。“スイス アイスクリスタル”というのは、スイスのアルプスの過酷な氷晶の世界に生息する植物と藻類を配合した独自の肌保護成分のこと。この美容液はピュアオイルとエイジングケア成分が絶妙にブレンドしていて、肌の水分保持力を高め、生き生きと健やかな印象の肌へと導いてくれるそうです。確かに使っていくうちに、乾燥肌がそれほど気にならなくなったような感じがします。やっぱり乾燥すると、肌のハリや弾力が失われていきますからね。
ただ、アンチエイジングにそれほどこだわっているわけではないんです。気にしすぎるのもかえってどうかと思いますし、かといってまったく気にしないのもダメ。要は、その塩梅かと。年齢を重ねたら、それはそれで味わいが出てカッコいいんじゃないか、という思いもあります。イタリアに行くと、そういうカッコいいオジサンがいっぱいいますから。シワがあっても、ファッションを堂々と楽しんでいるようなね。僕も、そういうオジサンを目指して頑張ります！
エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き（エコノミック モーション）で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。
