プレミア化必至の幻のクロノグラフが再び!
腕時計に限らず、巷は空前の復刻ブーム。今回ご紹介するOFFICINE PANERAI(オフィスチーネ パネライ)のクロノグラフ「Mare Nostrum Acciaio - 42mm(マーレ ノストゥルム アッチャイオ - 42mm)」は、そんな“時代のスタンダード”とも言うべき一本に数えられます。
ある資料の記録によると、「マーレ ノストゥルム」のプロトタイプは1943年に登場。パネライ初のクロノグラフとして海軍将校用に製造されましたが、その後は量産されることはありませんでした。
それから50年後の1993年。限られた資料に基づいて再現された「マーレ ノストゥルム」の初の復刻モデル「Ref.5218-301/A」が待望のリリース。その後も「マーレ ノストゥルム」はパネライ屈指のシンボリックなモデルとして、その都度仕様を変更しながら復刻され続けてきました。
満を持しての登場となった「マーレ ノストゥルム アッチャイオ - 42mm」の主な特徴は、数年前にプロトタイプが数本発見されたことから、初代復刻モデル「Ref.5218-301/A」の意匠を継承しつつも、これまでの復刻以上にオリジナルの外観や機能の忠実に再現している点です。ミリ単位のディテールの違いが雰囲気を大きく左右する機械式時計にとって、これは見逃せないポイントだと言えます。
腕時計の印象を決定付けるケースサイズは、「Ref.5218-301/A」と同じ42mmを採用。これはつまり、直径52mmだったオリジナルに対して、実用性を重視したよりハンディなサイズ感に仕上げていることを意味します。ブルーの文字盤、手巻きムーブメントCal.OPXXXIIIらも同じく、「Ref.5218-301/A」から継承しています。
ちなみに「Ref.5218-301/A」は、その希少性からプレミアがつくほどの人気ぶりで今ではれっきとしたコレクターズアイテムと化しています。その流れからすると、世界1000本限定の「マーレ ノストゥルム アッチャイオ - 42mm」も激しい争奪戦が繰り広げられることが予想されます。
以前から「マーレ ノストゥルム」シリーズの購入を虎視眈々と狙っていたコレクターやマニアの方はもちろん、個性的なクロノグラフをお探しの方へぜひオススメしたい一本です。
Text: Tsuneyuki Tokano
【問い合わせ】
オフィチーネ パネライ
0120-18-7110
www.panerai.com/