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LIFESTYLE ー こじらせ映画評

日髙夏子の「こじらせ映画評」

【GWに号泣するならこの3本】美人コンシェルジュの涙腺崩壊ムービーとは?

2017.5.2
2017.5.2

「さぁ、号泣する準備は出来ていますか?」

FORZA読者のみなさま、こんにちわ! 春の陽気にうかうかしていたら…もうGW。今回の連載ではGWにご覧いただきたい作品を3本まとめてご紹介します。

テーマは、「号泣映画」。

映画コンシェルジュの私が、これまで周囲の目も気にせずに号泣してしまった作品達です。どの作品もDVDやブルーレイで見られますので、どこもかしこも人だらけのこの時期の喧騒から離れ、誰の目も気にせずに思いっきり堪能しちゃってください。

好みや気分に合わせてお選び頂けるように、ジャンルも国も異なる作品をセレクトしてみました。ただ、共通点が一つ。それは、どの作品も「愛」がテーマということ。

3つの異なるの愛の形に、どっぷりと浸ってみてください。

①大人の愛情「私の頭の中の消しゴム」(韓国)
c 2004 CJ Entertainment Inc. & Sidus Pictures Corporation. All rights reserved. Based on the television program“ Pure Soul” Created and produced by Yomiuri Television, JAPAN 2001

1本目はあの超名作。ベタですが、ラブストーリーが苦手なこじらせ女の私を号泣させてくれた作品です。

若年性アルツハイマーに侵され、徐々に記憶障害が進行し全てを忘れて精神的な死が先に訪れてしまう妻スジンと必死に支え続けた夫チョルスとの切なくも美しい夫婦愛の物語です。

c 2004 CJ Entertainment Inc. & Sidus Pictures Corporation. All rights reserved. Based on the television program“ Pure Soul” Created and produced by Yomiuri Television, JAPAN 2001

「私の頭の中には消しゴムがあるの。」

「俺がお前の記憶になる。」

あまりにも有名な二人のこの台詞。作品の全てを表したこの二言だけで私の涙腺は崩壊。こんな悲しいことがあっていいのか!?と思わず製作陣に喧嘩腰になりながら観てしまいました笑

c 2004 CJ Entertainment Inc. & Sidus Pictures Corporation. All rights reserved. Based on the television program“ Pure Soul” Created and produced by Yomiuri Television, JAPAN 2001


この作品を見て、皆さんは

愛する人が、自分の中から消えてしまうこと

愛する人の中から、自分が消えてしまうこと

どちらが辛いと感じるでしょうか?

これは、本当に人によって価値観が違うものだと思うんです。私は、自分が愛する人の中から消えてしまうことの方が辛くて、チョルス目線で作品を見ました。取り残されること、忘れられてしまうことの辛さ・悲しさの方が耐えられないんです。いや、もちろんどっちも辛いんですけどね。とはいえ、私は忘れられてしまうことが辛いという極度の寂しがり屋のようで・・・。

c 2004 CJ Entertainment Inc. & Sidus Pictures Corporation. All rights reserved. Based on the television program“ Pure Soul” Created and produced by Yomiuri Television, JAPAN 2001

どちらの目線に立ったかで相手のことが少し理解出来るので、この作品の話題が出るといつもどちら目線で見ていたのか聞いてしまうんですよねー。価値観の違いを楽しんだりお互いを理解するってこういう面白さがあるだなぁと思った作品でもあります。

こんなにも深く愛せる人がいるって素敵だなー私にもいつか現れるのかなーと公開当時に思いましたが、あれから●年。残念ながらそれからこじらせ続けていて、まだ現れていません。むむむ。

②家族愛「湯を沸かすほどの熱い愛」(日本)
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

昨年見た中で、圧倒的に一番泣いた作品がこちら。
公開当初は上映館が少なかったそうですが、素晴らしい映画だと口コミで評判が広まり、結果、昨年の映画賞を総ナメに。もちろん、私も口コミに参加しまくりましたよ(笑)。

銭湯を営む双葉は一年前に夫が失踪してから一人娘の安澄と毎日を一生懸命に過ごしていました。しかし、ある日突然がんで余命わずかだと宣告を受けます。そこで彼女は死ぬまでに「絶対にやっておくべきこと」を決めて、動き出します。

描かれているのは、歪な形ながらもとっても暖かくて強い家族愛。家族って血の繋がりはもちろんだけど、それ以上に愛する人たちが集まって築き上げられる絆のことを言うんだろうなぁーと。

編集部のクリP様もご覧になったそうですが、泣ける要素があり過ぎて、さぁ泣いてください!!と言われているようだった・・と。それにまんまとハマったのが、何を隠そう私です(笑)。ハンカチがぐしゃぐしゃになるまで泣いてしまいました。でも、悲しい涙ではないんです。タイトルにある通り、熱い愛に体の芯から沸騰させられてしまい、感情が湧いて吹き出してしまって流れた熱い涙なんです。こんな熱い涙を流したのは初めてでした。

双葉の最後の日までを描いているので本当は悲しい時間のはずなのに、強く前を向いて残された時間に立ち向かえること、そして、愛する人たちに囲まれて最期を迎えることが出来る双葉のことが、心の底から羨しく思えてしまいました。私もこんな最後を迎えられたら幸せだなぁと憧れてしまったほどでした。

③無償の人間愛「パッチ・アダムス」(ハリウッド)
(C) 1998 Universal Studios. All Rights Reserved.

最後は、私が小さい頃から大好きな作品です。
大好きな俳優ロビン・ウィリアムズが何よりも素晴らしい。特に実在の人物を演じると本人の魅力を本人以上に引き出してしまうとんでもない力を持っていて、どの作品も最高なのですが、中でも一番泣いた作品がこちらです。(昨年、彼は突然この世を去ってしまい、名実ともに伝説のスターとなったのですが…そんな彼のお話はまた今度ゆっくりと。)

実在する精神科医パッチ・アダムスを描いたこの作品。アダムスは、自らが精神病患者として入院している時に、自分が笑いで人を癒すことが出来る力があると気付き、精神科医を目指します。そして、念願の無料の診療所を開設しますが、そこで悲劇が起きてしまい…。

(C) 1998 Universal Studios. All Rights Reserved.

この作品を初めて見た時に、どんなに辛いことがあっても「笑顔」が一番大切だということ。笑顔でいれば必ず救われる、立ち直ることが出来ることを学び、大人になった今でも胸に刻んでいます。何よりも、ロビンが周りの人を笑顔にすると、それだけでなぜか涙が溢れ出てしまうんです。結局、彼の最高の演技に一番泣かされたのでした。

逆に、アダムスが愛する人を守ることが出来ず、悔しさや悲しさが溢れ出ることが止められず壮大な崖に向かって思いっきり泣き叫ぶシーンは、私の映画史に残るベストシーンの1つです。笑顔と同じくらい泣くこと・悲しさをぶつけることも、何かを乗り越えるには必要なことなんだと実感させられる作品です。

(C) 1998 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

ということで、号泣必至の映画3本をご紹介させていただきました。
ちなみに、私はこの原稿を書くために各作品のことを思い出すだけで、もう涙が止まらない。カフェでエア号泣してしまい、隣のカップルにこの人ヤバイ、こじらせてるとでも言わんばかりの白い目で見られてしまったのでした・・・。

さぁ、号泣する準備は出来ていますか?

それではみなさま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください❤️

『私の頭の中の消しゴム』
発売中
『私の頭の中の消しゴム Blu-ray プレミアム・エディション(3枚組)』
価格:\5,800円(税抜)
発売・販売元:ギャガ
https://www.gaga.co.jp/cinema_films/detail/vhs/81/

『湯を沸かすほどの熱い愛』
好評発売&レンタル中
【Blu-ray通常版】4,800円(税抜)
【DVD通常版】3,800円(税抜)
発売元:クロックワークス
販売元:TCエンタテインメント
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
http://atsui-ai.com/

『パッチ・アダムス』
Blu-ray  1,886円(税抜)
DVD  1,429円 (税抜)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
http://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php?CNo=2&AgentProCon=33726

【ひだか・なつこ】
小学校から大学までの16年間を附属の女子校で過ごした“こじらせ女”。(幼稚園もほぼ女子校だったので、それもカウントすると約20年間)幼い頃に家族の影響でエンターテイメントに目覚る。中学・高校をミュージカルに、大学生活を映画館でのアルバイトに捧げ、海外ドラマ廃人も経験する。映画やエンターテイメントとより多くの人を結びつけたいという想いから、放送局に入社。今でも毎週末は映画館で過ごし、これまで見た作品は約4000本。そんな映画への愛をこじらせ、コンシェルジュとして今回の連載を担当する。
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