TOP > COLUMN > 干場の「エコラグ」
FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第177回 地味派手柄のボリオリのチェックジャケット

2017.5.14
2017.5.14

いい色柄なんですけど、 僕の顔には似合わなかった……

これは、ボリオリが東京・有楽町に日本初の路面店をオープンさせたときに買ったもの。2015年の9月だったと思います。僕は関西テレビ制作のテレビ番組『にじいろジーン』の”ミラクルチェンジ”というコーナーに、1カ月〜1カ月半に一度のペースで出演させてもらっているのですが、その下見を兼ねてお店をチェックしに行ったときに見つけたんです。ちなみにこのコーナーは、一般の家族の方をファッションで素敵に変身させるという企画。僕の出演も今年で11年目に突入します。

で、話をボリオリに戻すと、以前ほかにもジャケットは数着買って気に入っていたんですよね。それで今回はちょっと冒険してみたくなってこの色柄を選んだんです。クラシックな千鳥格子なんで、使い勝手がいいかなと。デザインも段返り3ボタンに2パッチポケットと至ってベーシックですし、サックスブルーのシャツにネイビータイ、グレーパンツといった、僕の好きなスタイルにも合いそうだと思って。

ところが、結果的にあんまり着なかった。というか、着こなせませんでした。色なのか柄なのか原因ははっきりわかりませんが、キャラが濃過ぎて自分の顔に合わなかったんですよ。僕は他人からたいがい”濃い顔”だと言われますが、このジャケットだと”濃い×濃い”でハレーションを起こしてしまうんですよ、きっと(苦笑)。もちろん、お店で試着したときはイケると思ったんですけど、なんなんでしょうね。着慣れない色柄なので、しっくりこなかっただけかもしれませんが……。

あと、もうひとつの大きな失敗はサイズ。いつも46でぴったりなんですけど、このジャケットはどういうわけかかなり細身で、着るとすごくパツパツになっちゃうんですよ。自分のサイズはボリオリだと46だと思い込んでいたんで、あまり考えずに手に取ってしまったんですが、もう少し慎重になっておけばよかった。あまりに窮屈なので長時間の着用が耐えられなくて、日常的にトライするまでのハードルが高い。いまさらながら後悔しています。

これだけ買い物していても失敗するんですから、ファッションは奥が深いですよね。冒険しなければ失敗もしないんでしょうけど、それだと新しい喜びや発見がない。だからこそ、それに出合えたときにすごく楽しいのかもしれませんが……。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

WHAT's NEW

SPECIAL

view all
  • 49000円から干場義雅編集長のオーダースーツが作れる!タカシマヤ「スタイル オーダーサロン」とは?【PR】 2017.9.19 update

SELECT 10

CELEB

SNAP

FORZA FAMILYの連載コラムをいますぐチェック!

ランキング

HOT TOPICS

VIDEO