FASHION ― エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第174回 遊び心で選ぶビームスFのリネンジャケット

2017.4.30
2017.4.30

淡いブルーのジャケットを週一のローテーションで

8年ぐらい前ですかね。原宿のビームスFで買ったジャケットです。夏用のジャケットを探していたときに目に留まって、すごくきれいな色だと思ったんですよ。ネイビージャケットはそれこそ何着ももっていましたけれど、いまみたいに機能素材もメジャーじゃなかった時代です。当然、濃い色より、淡い色のほうが光を吸収しないじゃないですか。結果的に熱を溜めない。淡い色合いのジャケットって、コットンやリネンでもベージュなんかが主流だったので、こういう色にもいつかトライしたいと思っていて……。それで同じブルー系なら、違和感なく自分のワードローブに合うと思ったんです。

実は、それ以前の若いころにもこういった色合いのジャケットを買ったことがあったんです。でも当時は、理解力が足りなかったというか、形的がどうにもこうにもハマらなかった。だからリベンジの意味もあったんですよ。とはいえ、印象深い色なので、そうそう頻繁には着られないのが玉にキズ。ネイビージャケットを中心にしたローテーションのなかで、その合間に週一ぐらいで登板させるのが妥当でしょうね。

あと、このジャケットを買って勉強したのが、淡い色同士はなかなか似合わないということ。もちろん、僕に限っての話かもしれませんが、イタリア人のように着こなすのはなかなか難しいですよね。僕的には、顔の凹凸の少ない日本人には、なんとなくコントラストの強い組み合わせのほうが合っているような気がしています。でも、おそらく”お前の顔は濃いやん!”というツッコミがあるのもわかっていますが(笑)、その僕ですら四苦八苦しているのですから、ハードルはやや高いのではないでしょうか。

で、うまく着るコツというか、僕的にしっくりくるのは白シャツにネイビーパンツとか、チャコールグレーのパンツとか、やっぱりメリハリをつけることですよね。濃い色をもってくるのはどこかワンポイントでいいんです。それさえ守れば、絶対に失敗しませんから……。あと少し前までは、日本のビジネス環境ではリネンジャケットというのが難しかったかもしれませんが、いまはクールビズが当たり前の世界ですから、あえてこれでいきましょう! ジャケットなしが当たり前のところを、涼しげな顔でシワシワのリネンジャケットで過ごす。それはそれで、なかなかオツなものですよ!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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