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FASHION ー アニ散歩

昭和なアニキが語る定番服と昭和気絶グルメ 「アニ散歩」

第36回 リーバイス501のブラックと「らーめん香月」の醤油ラーメン

2017.3.30
2017.3.30

CHA-CHA-CHAでダンシン♪ 背脂チャッチャなバブル伝説ラーメンが復活

墨黒のように色落ちしたブラックデニムが好きだ。黒に近いグレーで色落ちしすぎでも、濃すぎても雰囲気が出ない。数年履いてちょうどベストな状態がこのリーバイス501だ。白シャツの上に薄手の黒ニットを着て、足元は黒コンバース。モノトーンながらも絶妙なグラデーションとなる。

そんな墨黒デニムで六本木を歩いていると、絶滅したはずの「香月」が?? このネオンサインと電飾はあの頃の恵比寿店と同じだ。アラフォー世代の読者でピンとくる方は少ないかもしれない。

45オーバーなら胸キュンするはず。80年代後半のバブル全盛期にディスコやウォーターフロントで踊っていたあなた。DCブランドのスーツとかボディコンを着てましたよね?

時代の流れとともに、背脂チャッチャの「香月」は2013年に全店閉店し絶滅昭和ラーメンとなっていたのだ。まさかこっそり昨年からギロッポンで復活していたとは……。

ここで「香月」の歴史をさらっとおさらい。1975年に絵画館前に屋台としてスタートしその後、並木橋付近で店舗を構えていた。明治通りを通るたびに行列が絶えない黄色い看板を覚えている。

1987年に恵比寿に移転したバブル全盛期に、俺は吉川晃司になりきって通っていた。今はなき、環七にあった「なんでんかんでん」もぜひ復活してほしい。急にマネーの虎が見たくなった。

あの頃と同じ「麺かため、味濃いめ、脂多め」のマイ・スタンダードで注文。チャッチャと振られ浮いた背脂で麺は見えない。大き目の器も当時と同じ。

やさしく箸で表面をつつくと麺が顔を出す。

もうすぐだ。もうすぐであの味に。

強烈に美味すぎる!! 完全にアニキゼツ……バブル昇天。
ワンレン! ボディコン! あの頃のギラギラ感が蘇る。鉄骨飲料も飲みたくなってきた。

こってり背脂とあっさりスープが絶妙に混ざり、ヤミツキになるのだ。あの頃、恵比寿でよく一緒に食べたあの娘は、今も前髪を立てボディコン着て太いベルトをしているだろうか?

「しもしも~エイジ?」なんて電話がかかってきたら、俺は肩パッドの入ったジャケットを着て行くだろう。石井明美の「CHA-CHA-CHA」でも聞きながらカフェバーで一杯やりたいものだ。

リーバイス501のブラックデニム。いくつかある中でこのデニムの裏地も黒いタイプが、なんとも絶妙な墨黒に色落ちする。ロールアップしても裏地が黒で目立たないところも気に入っている。

Photo & Text:Eiji Katano

今回のアニキおすすめの店

「らーめん香月 六本木店」
東京都六本木3-10-11 青木ビル1F
Tel. 03-6804-5822
営業時間 月~土11:00~翌8:00
日・祝 11:00~23:00

プロフィール


片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。

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