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九島辰也の CAR STYLE

【スウェーデンの雪路で試乗】ボルボV90がガチで欲しくなった理由とは?

2017.3.21
2017.3.21

冬のスウェーデンで体感する、ボルボの真骨頂

「ボルボ=ステーションワゴン」。齢四十路以上はもちろん、五十路以上であればそんな図式をデフォルトと感じている方も少なくないはず。90年代の“ハチゴーマル”に憧れたり乗っていたオシャレなクルマ好きも多かったのではなかろうか。ここ数年コンパクトな40シリーズの印象が強いボルボだが、彼らの真骨頂はやはりステーションワゴンに違いない……。

そんなことを思い出させるモデルが登場した。V90である。ヨーロッパではすでに発売されているが、日本では去る2月22日に正式発表された。彼らならではの伸びやかなフォルムを持つラージサイズステーションワゴンである。

Volvo V90 Cross Country
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ただV90にはもうひとつ派生モデルがあることを忘れてはならない。車高を少しばかり高くしたV90クロスカントリーだ。1997年の初代クロスカントリーからちょうど20周年ということもあり、いま注目に値する。

そんなV90クロスカントリーに一足早く乗ってきたというのが今回の話。場所はスウェーデンのオーレ•エステルスンド空港とその周辺。スキーリゾートを囲む雪道と湖を凍らせた氷上でのメディア向けテストドライブが行われた。

ワイルドな環境に似合う頑強かつエレガントなボディ
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V90クロスカントリーはスタンダードのV90比で最低地上高が55mm高くなる。そしてスキッドガードなどが装備され、オフロード色を強くしているのが特徴。アプローチやディパーチャーアングルが深くなることで、悪路を気にせず走ることができる。実際、雪道には信じられない深さの轍も見られるが、そこに神経をとがらせず走れるのはうれしい。ロングドライブでは疲労軽減に役立つであろう。

雪道はもちろん、オフロードでも快適な走りを楽しめる
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テストドライブしたクルマはクロスカントリーのT6 AWDであった。T6は2リッター直4ターボ+スーパーチャージャーで最高出力は320psに達する。ちなみに、日本導入モデルには同ユニットのターボ版T5も存在する。こちらは254psを発揮する。

雪景色に映える、凛々しい立ち姿
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さてそんなV90クロスカントリーの走りをひとことで言うと“頼もしい”に尽きる。もちろん、冬のスウェーデンという厳しい環境下においてのイメージだが、じつに快適で頼りになった。具体的にはあらゆる路面状況で確実にトラクションを路面に伝え、駆るようにして走る。圧雪路も深雪路も氷上もそうだ。またコーナーでの安定感は高く、そのまま外側へ膨らんでいくことはない。タイヤが滑り出す前のちょうどいいタイミングで電子デバイスがクルマをコントロールする。まぁ、その辺を詳しく説明すると莫大なボリュームになるのでここでは省くが、やはりボルボの雪道や氷の上での走りは特筆するものがある。彼らの真骨頂はここ!といった具合だ。

氷上やコーナーでもタフで安定した走りをみせた
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V90クロスカントリーはスタイリングがかっこいいことも付け加えておこう。シュッとしたモダンデザインながらワイルドさを兼ね備えているのがたまらない。しかも都会でも通じるワイルドさだ。このいい感じのバランスはクロスカントリーならではと言える。自然と共存しながら世界でも最先端のデザイン産業を持つスウェーデンらしい世界観であろう。

遊び心を忘れない大人にこそ乗って欲しい一台だ
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そんなテイストだけに、似合うのは遊び心を忘れない大人。モダンファニチャーとアウトドアライフをこよなく愛するメンズにピッタリの一台!ってところだろう。う〜ん、久々のマジで欲しいクルマである…。

 

【プロフィール】

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員
http://www.tatsuyakushima.com/index.html

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