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着道楽!サトシーノ日記  親父の命日に岩城島に帰る。

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3.19(日)

おはようございます。サトシーノです。

 

昨日は、親父の命日。
17回忌法事で岩城島に帰っています。

 

20歳の時、前触れなく突然にこの世から去った親父。

この時、人の死を初めて知りました。


ざわつく自分のココロをなだめるかのように、あの日と同じく瀬戸内海は、波ひとつ立てず凄く穏やでした。

親父との思い出は、朝決まった時間に母の作ったピザトースト食べて、学校の支度しながら一緒にスピッツの「チェリー」を聴いてたこと……。

 

中学校の時、親父は今の俺と同じ37歳。

ムッキムキで鍛え上げた体の上に、五島建設の作業着を身にまとった親父は、ヒーローに見えました。夏、仕事から帰ってくると、部活帰りの俺と一緒に家から徒歩10秒のとこにある海に行って、シャワー代わりに服のまま飛び込んだ思い出。一生忘れません。

男らしさってもんを世界で一番最初に教えてくれた人。 優しさってもんを世界で最初に教えてくれた人。

俺はあの時の親父と同じ。今年で37歳。

親父が当時俺に教えてくれたコト。いつか、自分に息子ってもんができた時、全部同じように教えていきたい。人口2000人の島で教わったこと忘れないよ。

お墓には、一足先に桜が咲いていた。

いつも情熱的だった親父の体温がきっとこの場所を温めているんだね。

 

俺は、また東京に帰る。


東京には、親父のように優しくて、男ってものを教えてくれるココロ温かい親父がいるんだ。いつも間抜けで、ドジな俺を優しく時に厳しく諭してくれるんだよ。島育ちの親父よりもっともっと、黒いんだよ。ビックリするよ。そうそう、いつかそっちに行った時、イタリアでの思い出話もするね。

じゃあ、また来年。



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