赤羽で呑む時に、10年相棒のレッド・ウィングを履く理由
男にとって酒場とは人生勉強の場だ。
1人飲みで常連と酒を交わすもよし。
男同士、本音を語り合うもよし。
ここ赤羽では名店「まるます家」のような馴染みの酒場に行く時もあれば、行き当たりばったりで初めての酒場にも行く。
男なら守りに入るだけでなく、時には攻めなければいけない。
酒を知り尽くした粋なダンナが多い街、赤羽は美味い酒と美味いメシで俺を心地よく気絶させてくれる。
泥酔ではなくアニキゼツだ。
そんな時の足元は、レッド・ウィングのアイリッシュセッター。もう10年以上履いているこのタフな黒いブーツは俺の過去10年を全て知り尽くしている。
この10年いろいろな事があった。
俺はあの頃より上手に酒が飲めているだろうか?
人の心を見つめつづけているだろうか?
そんな自分探しの散歩酒は
後篇へとつづく。
Text: Eiji Katano
Movie: Issei Matsui
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アニクルーズ11/23(金)祝日出航
「東京の海は気絶な色やね」 限定40名
フリードリンク&ブッフェスタイルで2時間のクルーズパーティ
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「まるます家」
東京都北区赤羽1−7
Tel. 03-3901-1405
営業時間 9:00~21:30
定休日 月曜
プロフィール
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。