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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 昭和なアニキのアニ散歩

第32回 レッド・ウィングのアイリッシュセッターと
「大衆酒場 まるよし」のキャベ玉(黒レッド・ウィング 前篇)

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あの名店が3/4までの営業で改装される前に……。赤羽で履くならレッド・ウィング

アメカジから渋カジを経て90年代の裏原ブームの時に手に入れたのがレッド・ウィングのアイリッシュセッターの黒。今の気分は赤茶も悪くないが、この黒がしっくりくるのだ。

ホワイトソールの靴は、なぜかシャレオツに見せてくれる魔法のアイテム。レッド・ウィングを履いて向かったのは俺が愛してやまない東京都北区赤羽だ。

赤羽の名店「大衆酒場 まるよし」は、店舗の老朽化のため改装され営業は3/4までとなる。改装後のオープンは8月頃の予定とのこと。

昭和の染み込んだコの字カウンターの店で飲めるのは、あと数日しかない。

心の中で「お疲れ様、ありがとう まるよし」とつぶやき、昼下がりに「赤星」を流し込む。

右から値段別につまみが表記されているわかりやすさが素晴らしい。さて何を注文しようか。140円から見て行こう。

260円からもかなり充実しているぞ。

全て410円までのワンコイン以下って安すぎる!! しかも、もつ焼きは90円って……。ノースサイド赤羽最高だぜ!!

こいつを食べなきゃはじまらない。「まるよし」の名物、キャベ玉350円。

キャベツと玉子を炒めただけなのに、なんでこんなに美味いのか毎回気絶しちまう。

玉ねぎフライ210円もヤバい。玉ねぎだけの串カツでいいのだ。

美味すぎる……。サクサクの衣と甘い玉ねぎの赤羽ファンタジー。

かしらのタレは2本で180円。絶妙なタレとジューシーなモツが俺を虜にする。

大衆酒場の定番、ハムカツ290円。分厚いハムで完全に気絶……。昇天!

なごりおしいリアル昭和な店内を見渡すと頭の中で、なごり雪が降ってきそうだ。

ありがとう、コの字カウンター。さよならコの字カウンター。

昭和の歴史を見つめ続けてきた招き猫が俺に「泣かないで~泣かないで~」とささやく。時の流れに身をまかせ、このままずっとは無理なのだ。

赤羽の駅前に佇む名店は数か月間お休みする。ぜひ3/4までに午後半休してでも平日に昼飲みする価値のある「まるよし」へ行ってくれ。

散歩は黒レッド・ウィング後編へとつづく。

レッド・ウィングのアイリッシュセッター。90年代にあの藤原ヒロシさんが履いている姿に衝撃を受け買った名品。今では定番だが、当時は日本企画として赤茶レザーを黒レザーにしたことはあまり知られていない。

Photo & Text:Eiji Katano

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今回のアニキおすすめの店


「大衆酒場 まるよし」
東京都北区赤羽1-2-4
0463-22-3791
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13026666/
営業時間:月~金 15:00~22:00
       土 14:00~22:00
定休日:日曜・祝日

プロフィール


片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。



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