『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、ドットネクタイのこなし方について学びたいと思います。
LESSON 106 ヨハネス・ヒューブルに学ぶのドットタイのこなし方
ビジネスの基本として最も親しまれているネクタイといえば、ネイビーかグレーのソリッドタイです。
イタリア出張に行った際、出会ったスーツスタイルの人たちも、圧倒的にネイビーのソリッドタイが多かった記憶があります。 時代に流されることなく、普遍的なスーツスタイルに合わすべき間違いない一本ですよね。編集長の干場も基本は、ほぼ毎日ソリッドタイです。
ということで、今回はもっとスーツの着こなしにバリエーションを加えたい! って時に、役立つドット柄のネクタイをご紹介させていただきたいと思います。
実はドット柄も、ビジネスからフォーマルシーンまで幅広く対応のきく万能ネクタイです。ピンドット(小)、ポルカドット(中)、コインドット(大)と、ドットの大きさ・サイズによって、見栄えも印象も異なります。そんなドット柄の中でもオススメするのが、今回ヨハネス・ヒューブルが着用しているポルカドットです。
このネクタイの注目すべき点は、ドット柄の間隔が広く空いている所。干場編集長の考察によれば、ロロ・ピアーナの会長として、イタリアでも伊達男として知られていた故セルジオ・ロロピアーナさんが身に着けていたドット柄に酷似しているのだそう。ドットが小さく、間隔が広いので、無地に見え使いやすいのです。ちなみに、ロロ・ピアーナでは現在も販売されていて、通称「セルジオ ドット」とも呼ばれているそうです。干場も愛用しています。
その話を聞いた上で、もう一度ヨハネス・ヒューブルの着こなしを見てみましょう。クラシックなダブルブレストのスーツにネイビーの無地。胸元には、TVフォールドに折り畳まれた白い縁取りのネイビーのチーフをイン。非常にエレガントなスーツだからこそ、このネクタイがマッチして見えますね。ネイビーと白のみでコーディネイトすることで、ネクタイの柄も上手く馴染んでいます。ココがコーディネートのキモ!
ドット柄のネクタイを使った、エレガントな着こなしを極めて、セルジオ・ロロピアーナさんのような素敵なジェントルマンを目指したいですね。
Text:Satoshi Nakamoto
【ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ】
ISAIA(イザイア)のGREGORYダブルスーツは艶やかなSUPER140'sのウールサージを使用。とろけるような生地のタッチは袖を通すより頬ずりしたくなるほどであり、このスーツを身に纏うと少し歩くスピードが速くなるような気がするパワーアイテムです。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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ナポリを代表するシャツブランド、バルバ。ブロード織りの良さが詰まった、表面に光沢があり、目の詰まった生地なのでしなやかな見た目。番手も細く、袖を通した時の柔らかさは最高な仕上がりです。
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ベースカラーのパープルがトレンドであるブリティッシュテイストをほのかに感じさせる1本。ツイル織りのベースにプリントを施すことでほんのり重みが加わり、独特な雰囲気を持つプリントタイに仕上がります。
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ストレートチップ 「HALLAM ハラム」定番の"348"ラストを採用。やや長めのロングノーズ、スクエア気味のチゼルトゥ、小ぶりなヒールカップ、コードバンのような光沢と、グッドイヤーでソールの張り替えも可能。 そして今シーズンはレザーソールではなく、耐久性・履き心地UP・滑りにくさを兼ね備えたダイナイトソール仕様です。
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