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FASHION

第157回 ボリオリのチェスターフィールドコート
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

2017.2.26
2017.2.26

“ミルクティー”色の 名付け親になった一着

このコートを語るには、いま『FORZA STYLE』編集部に在籍しているサトシーノとの出会いから語らなければなりません。あれは7年前。僕が出演するテレビ番組『にじいろジーン』の下見のため、千駄ヶ谷のロンハーマンをぶらついていたときでした。そこで「干場さんですよね?」と声をかけてきたのがサトシーノ。聞けば、いろんなメディアに登場する僕を見て知ったらしく、「一度お会いしてみたかった」とウルウルした目でいいます。当時、彼は広島県福山市にあるセレクトショップ「エゴガーデン」の店長。そこでは名刺交換をして別れました。

後日、福山のお店でなにかイベントをやりたいとの連絡があり、サトシーノの上京に合わせて打ち合わせを設定したんですが、タイミングが悪いことに当日は風邪でダウン。それでも自宅近くまで来てくれるということで、30分だけのつもりで出かけて行ったら盛り上がってしまい、気がついたら3時間半ファッションについて語り合っていました。それがいまや編集部で一緒に働いているんですから、縁は異なもの味なものですよね。

話が脱線してしまいましたが、このコートはサトシーノが当時、店長を務めていたエゴガーデンで買ったもの。彼が企画した、お店でのトークショーに出演するために福山に行ったときに入手しました。ひと目見て、すぐに色を気に入ったんですよ。キャメルとは違う上品なベージュというか、こういう色のコートがなかったというのもあります。そこでパッと思いついたのが、“ミルクティー色”という言葉。いろんなメディアで僕が使ったら、もしかしてこの色の名付け親になれるのかも、という下心があったのも事実です。その後、ほんとに“ミルクティー色”という言葉がファッション誌なんかで使われ出したときには、かなりのドヤ顔でした(笑)。カフェオレ色でもいいんですけれど、単純にいったもん勝ちなだけなんですけどね。

これ、見た目は通常のウールコートみたいですけど、実はニット編みなんですよ。パッドなんかの副資材も一切使っていなくて、着心地がすごく軽いのも大きな魅力です。そのくせ、段返り3ボタンで立体的なつくりになっているのは素晴らしいですよね。このコートにはダークブラウンのニットにグレーパンツとかを合わせて、ジャケット代わりに羽織ることがほとんど。このコートはリラックスしたスタイルでいたいときに重宝しています。なんにでも合う色なんで、ほんとに使いやすいですね。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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