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TRAVEL 彼女と行きたいコスパ宿

第59回 世界も認めた高級ホテルの証「ルレ・エ・シャトー」の宿

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歴史女子もトキメく“神様が訪れるお湯”

長野・松本の渓谷に、扉温泉「明神館」はひっそりと佇んでいます。1931年に家族経営の小さなお宿として創業されましたが、現在では高級ホテルの証「ルレ・エ・シャトー」のメンバー。世界にも名を知られる凄いお宿なのです。

厳しい規定をクリアしていることへの信頼から、日本だけでなく世界中から“本物を知る人”が集います。どうぞ安心して彼女をお連れください!

「扉温泉」の歴史は、とても神秘的で興味深いもの。知的女子には堪りません!「須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴に怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)が、天の岩屋に隠れてしまい、世の中が真っ暗闇になってしまった時、力持ちの天手力男命(アマノタヂカラオノミコト)が岩戸を開いて下界へ投げ捨てたので、天照大神の光が再び世の中に注がれた」という日本神話があります。

その岩は入山辺の地に落ちたと言われ、実際に明神館から3時間ほど歩いた山中には巨大な2枚岩がそびえ立っているのです。「扉」の地名はそこからきているそう。また、神様達が湯治に訪れた場所と伝えられたことから、創業者は「明神館」と名付けたという話もあり。

歴史女子に限らず女子はおとぎ話が好きなので、ぜひ聞かせてあげてください。彼女はあなたの普段と違う顔にドキッとするかもしれません。

 

ハッ!とするくらい美しい渓谷を臨む立ち湯「雪月花」は、まるで1枚の写真の中に入り込んだよう。体と心、自然が一体になり全ての雑念が流されてゆくかのごとく、暫く時が止まります。神様もお気に入りだった山から湧き出るこの湯がだからこそ、感じることができるのでしょう。

最高の温泉に浸かった後の常連さんのお目当ては、食事です。創業時からのコンセプトが「山で採れたもの、畑で作ったものでおもてなし」。渓流からの清水に育まれた自家製無農薬野菜、有機野菜は絶品で、都会では味わうことのできない美味しさを体感することができるんですよ。

マクロビオティックを学んだシェフが奏でる、目にも美しいナチュレフレンチ「菜」と、明神館が創業時から誇る和食「信州ダイニング TOBIRA」…、究極の選択が必要かもです。

実は裏情報なのですが…、3回目の宿泊から利用できるクラブラウンジがあるんです。「明神館」は、作家や学者の長期逗留し執筆に取り組む場としても使われていたそうで、エクスクルーシブ感たっぷりのラウンジからは、その名残が感じられます。知的な彼女もきっと喜んでくれるはず。

いつかそこへ足を踏み入れるのを楽しみに「明神館」を訪れてください。四季折々違う表情で毎回驚かせてくれるので、2人の記念日ごとにいかがですか?

Text : Naoko

【扉温泉 明神館】
http://www.tobira-group.com/myojinkan/
長野県松本市入山辺8967

0263-31-2301

【宿泊料金】(1室2名様利用)
1泊2食 1人 2万4,000円〜(サービス料込、税別)



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